斜めからインドネシアを眺めよう 434 [インドネシア]

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  バタム島から出帆した二漕の高速船がカリムン島付近で衝突して、一層が沈没した。22日の朝9時頃だったらしい。Kapal tenggelamである。現在の様子では300人以上の乗客のうち200人ほどが救助された。HAYABUSAという捜索船が多くの人々を救助している。沈む船も捜索する船も日本製の中古船である。
インドネシアは頻繁にフェリーなどの沈没事故がある。今日、カリマンタンのバンジャルマシンの南で、車を運んでいた貨物船と石炭を運んでいた船が衝突したが、双方,航行不能になっただけで、犠牲者はいない。

大きな町の中心地帯以外の道の舗装は道の中心から両側、やっと車がすれ違いできるだけの幅しか舗装をしない、大部分の道の舗装は、バスやトラックのすれ違いはどちらかが確実に、舗装から車輪を落さなければならない。キジャンがバスとすれ違う場合も、バスが左ぎりぎりに寄ってくれない限り、こちらが、アスファルトから方輪を落とさなければならない。
 
話はそれるが、インドネシアの運転手は、道を譲るという気持ちより、相手に譲らせるという気持ちが大きいので、ぎりぎりまで、左によらない。意地の張り合いの勝負をする。
また、脇道から、侵入する車は絶対に一時停止をして待つことはない。必ず、バイクでも車でも、止まらないで出てきます。それに恐れをなしてとまる車もない、結局、横から来た車が止まるのですが、直進している車も速度を落とす。こういうことも、渋滞の原因だということを意識していない。割り込みなど、絶対にさせないぞ、方や割り込んでやるぞ、と、ジワリジワリと入ってくる。その前を右にハンドルを切って、通り過ぎようとする。道を譲らなかった車は、直ぐ、二三十m先で、右折か左折して其の道からいなくなったりする。それなら、譲ってやればいいのに、と思う。
 競争や争う対象が違うのではないの、と、思う。経済や科学や製造や町のきれいさ、などで、競って下さいよ、と、思う。

 その、舗装をしてない土の上に家や店を簡単に作ってしまう。一晩で、店がオープンしたり、人が住み始めたりする。一つ、二つ出来ると、次々に出来て、一か月もしないうちに、100m、200mの道の両側に奥行きが2~3mの建物が並んでしまう。彼らは、その土地の人ではなく、インドネシア中のあちこちから、仕事を求めて当てもなく出てきた人達です。そして、生活が始まります。電気も引っ張ってきてしまいます。

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