ハーフタイム [人生]

Pangandaran2.jpgPangandaran1.jpg パニック障害という病気があることを知っていたなら、どんなに軽く済んでいたでしょうか。完全にひどくなる前に、これがパニック障害の兆候だとして知っていたら、パニック障害にならなくて済んだかもしれない。鬱病は多いと知っていたし、鬱病のことは病院の掲示にも、症状が書いてあって、心当たりのある人は、一人で鬱になっていないで、早く、医者に相談した方が良いとい事が書かれているので、だれでも、症状については知っている。
 処が、パニック障害などという病気があることを全く知る機会がなかった。インターネットで検索しようにも、知らないのだから、出来ない。
 警告と思われる症状は、目まいがして坐ってもいられなくなったこと、足が頻繁に釣るようになったこと、そして、もう一つ、これが不過ぎでした。体中、どこという特定な場所はない、時々、ちくっと、針を刺されたような感じがした。痛いほど、長時間ではない、一瞬です。一秒の何分の一という瞬間です。指先だったり、お腹だったり、頭のてっぺんだったり、目の中だったり、おちんちんの先っほだったり、肛門近くだったり、脇の下だったり、手の甲、足の甲だったりした。
 そのうちに、其の、ちくっときた、一秒後くらいに、くらっと、目まいをするようになった。脈を取ると、その瞬間、二三回分の脈が無くなっているのです。これは、インドネシアでも、日本でも、多くの医者が確認しています。脈が無くなったとき、くらっとくるのです。しかし、それが、不整脈ではではないし、心配するようなものではないと、どの医者もいう。まったく、無責任としか思い様がなかった。脈が飛んで、立っても坐ってもいられなくなっているのに、心配しなくていいという。何もできないし、このまま、脈が止まったままになってしまうかもしれないという、パニックの様な不安はどうしろというのでしょうか。
 人によって程度は違うでしょうが、体のあちこちでちくっとするようなら、パニック障害を疑った方がいい。一度でも、今までになかった、目が回るとか、気が遠くなりそうになったら、また、いつになく体のあちこちが釣るようになって、その頻度が増してきたら、パニック障害の兆候と疑ってみてください。ほっておくと、私のように、とんでもない症状が一挙に噴き出して、パニック障害の究極を経験する羽目になるかもしれませんよ。

全ての数値は正常です。平衡感覚も心臓の状態も脳の働きも血液、尿の検査全て健康数値です。ただ、あなたは、しばらく休みなさい。今まで、走りまくってきたのでしょうから、一年や二年はのんびりしなさい。その間に、今後、30年以上ある人生をどう過ごすか考えたらどうですかと、さとされた。
ところが、まだ、今、会社で仕事をしている。

パンガンダランの浜昼顔の向こうに半島と観光客が、見える。インドネシアの田舎どこでもある田園風景。休憩所が必ずある。


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