ガソリンスタンド [インドネシア]

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 インドネシアのガソリンスタンドはポンパ ベンシン(Pompa Bensin)と言います。ベンシンはガソリンです。プレミュウムというのが一般のレギュラーガソリンです。ソーラル(Solar)が軽油です。どちらも値段は4500Rp(45円)/Lです。原油の上げ下げで変動することはほとんどありません。国が補助金でその価格を保証しているのです。日本の三分の一くらいでしょうか。感覚としてはタダ同然に安いと感じる。ポンパベンシンは至る所にある。ジャワ島ならどんな山の中でも、車が通る道があれば、ポンパベンシンもある。多分、離れていても10Km以内にあると思う。だから、安心です。国営のプルタミナという会社が独占していると言っていい。シェルなど外資系のガスステーションもあるが、ジャカルタ近郊にしかないし、店の数もプルタミナに比べれば十分の一もない。
 ガソリンを入れるのに満タンという人はほとんどいません。何リーッターという人もいません。金額を言うのが普通です。大変合理的だと思う。細かい金額を言う人はいない。一万Rp単位でいう。私は、15万Rpということが多い。スタンドの人が、金額をセットし、金額がゼロになっていることを確認させてから、給油を始める。その金額になれば自動的にストップする。その間にお釣りやら領収書を受け取ることができる。日本のようなサービスは一切なし。給油口を開けるのも閉めるのも客である。車の給油は5万Rpが一般的です。満タンにする人は、日本人の運転手くらいなものです。
 バイクが多いので、数年前辺りから新しく作られたガソリンスタンドはバイク専用のポンプがあって、一般車両の列に並ばないで、そちらの方に並ぶようになっている。バイクの給油量の様子はやはり金額でいうが、1万Rpが殆どで2Lちょっとということになる。数年以上前のガソリンスタンドはその区別が無いので、バイクがどんどん割り込んでくる。危なくて仕方が無いし、車の給油が後回しにされることになってイライラさせられることがある。工業団地内のガソリンスタンドは区別が無い上に車だけでも数代以上並ぶことがある。30分くらい待たされることがあるので、私は、そこでは入れない。私が住んでいる住宅地のガソリンスタンドを使う。ほとんど、行列は無いので、待つことは無いし、バイクは別のポンプになっている。
 ガソリンの販売は自由である、許可を取って売っているとは思えない道端の売店が沢山ある。二リットル一瓶で一万~一万二千Rpで売っている。ガソリンスタンドでポリタンクに入れてもらって買ってくる、それをビン詰めにして売るのです。主要道路からわき道に入った、車は通れない、バイクは通れるという道端で売っているのです。プルタミナのミニですから、これを私はプルタミニと言っています。これはガソリンスタンドの10倍以上に店があると思う。便利なものです。日本では全く考えられない。
必ずトイレとイスラムのお祈り部屋がある。給油しなくてもお祈りやトイレに寄る人は多い。私は、昔はモスジッドに寄ってトイレを借りていたが、最近はその必要はなくガソリンスタンドに寄ることにしている。トイレで困ることは全くなくなった。それに、大概、掃除をする人がいて、綺麗になっている、チップは千Rpが普通である。女性は特に助かるようだ。ムディック(レバランの帰省)の時は特に重要だ。
日本人は、車を使っていない時に運転手がガソリンを満タン近くに入れておくので、ガソリンスタンドに寄ることは無い。どんな様子か知っている人はほとんどいない。
カンクンと豚肉を炒めたもの。ポンパベンシンの給油係員は女性が多い。
    

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