(^_-)-☆会社が向かう方向 [状況]

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私としても、雰囲気として今日から、仕事が始まったような感覚である。ジャカルタからの出勤車の数も、ブカシ県庁へ出勤の車もラマダン前の渋滞に戻っていた。
各種生活関連の経費の支払いは毎月の中ごろすることにしている。水道代は例外でした。電気代、インドビジョン(NHKなどを視聴するための通信会社)、携帯電話通話料(ネットのパケット)などを銀行のATMで振り込む。ちなみにインドビジョンが3千5百円位、電気代が2千円位である。インドビジョンは毎月20日ごろまでに払わないと、通信をブロックされてしまう。先日書いたが水は三カ月、電気も三カ月滞納で切られてしまう。電話は二か月である。
多くの経費はATMで振り込み支払いが出来るが、日本で一般的になっている預金から自動的に支払われるシステムはまだインドネシアには無いようである。出来れば、いちいち、払いに行く必要はないし、忘れてしまう心配もないのに、それだけ、個人が、信用されていないのでしょう。

各会社からの最終オーディット(監査)が始まる。生産量は多くないが、納品客先の数が増えることになる。
ISOの9001と14000の承認証が間もなく頂けることになっている。既に、TÜV外部監査の結果全てがOKになっていて、記述内容に間違いがないか確認の原稿が届いている。ラマダン休暇が長かったので、今週末か、来週初めには受け取ることになっている。会社全体の獲得については10月から準備が始められる。実際に生産活動をしていなければ、コンサルタントに来てもらってのトレーニングをしにくいが、射出の方も一か月ほど前から数台の稼働になっているので、生産が少ないうちに取ってしまおうということである。インドネシアのISO収得は一種のセレモニーのようなもので、取引が始まる時に持っているか持っていないかでは受け取られる印象がかなり違うようである。ま、とっておいて損は無いという程度ですが、持っているかいないかは、先ず、聞かれることで、持っていなければ、持つ予定はいつかを聞かれる。インドネシア人QC担当者にとってはそれが重要なことのようです。
 前の会社の時には押出成形部門(私の部門)以外はいちはやくISOを収得した。何が目的だったのでしょうか、結局、その効果を使うという場面はなかった、というのも、殆ど、全量、日本の本社に製品を送っているだけで、インドネシア国内売りはゼロに近かった。逆にISOを取らなかった押出部門はインドネシア国内売りを主体に多くの会社の手伝いをした。それにはISOを持っているか否かは全く重要ではなかった。製品を作ることが出来ることが重要で、品質管理についてはISO相当の管理が出来ていればいいのです。額縁に入ったサーティフケートを受け取る必要は無いのでした。

 前の会社で、ISOを持っていても意味がないことが分かったのでしょう。四,五年後に更新を止めてしまった。新しいく、インドネシア国内売りの営業強化のための社長に交代した時、なぜ、ISOを継続していなかったのかと怒った。そして、新たにISOを収得した。しかし、その社長さん、国内からの新規受注は出来なかった。というより、営業を出来るような人ではなかった。そして、撤退したのでした。結局、ISOは飾りとして必要で、重要なことは、技術と営業力です。社長の椅子でふんぞり返っていて、動かざること山の如しでは、なんの仕事も取れない。こまめに売り込みに回らなければ何の成果も出ない。ISOを収得したかしないかではない。初歩中の初歩である。

 仕事売りと商品売りの会社の形態の違いでしょうか、この会社は営業に力を注ぐように、仕向けられているように感じるので、それはそれで、大変よいことだと思う。

ドイツとは大きくちがう風景、16番ロング小川超えの手前、17番ショートのティーグランドから。
    
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