(^_-)-☆国外の会社扱い [情報]

斜めからインドネシアを見る 938エプテ(ENTREPOT PRODUKSI UNTUK TUJUAN ESKPOR)以外に問題は沢山出てくるのですが、例としてエプテを取り上げたので、ちょっと、エプテとその申請環境について書いておく。
 金属加工の会社が屑金属を塊や板に加工して販売する。プラスチック成型の会社がロスをペレットにして販売する。ダンボール会社が古紙を塊にして販売する。など、廃品回収業のようなことをすると、定款に追加してあれば、エプテとしての強化は下りない。
会社の名前にメタルが入っていれば、プラスチック製品の販売をする、という文句、
プラスチックと名前に入っていれば、金属製の金型を販売する、という文句が入っていれば、あるいは、金属プレス製品の販売が入っていれば、申請で、差し戻しをされる。
 こういうことを日系エージェントは、知らないので、事前に申請内容を読んで、まずいということがあれば、差し戻しをして、取り除くなどの対策をしてから、これなら大丈夫と判断して申請をする、これが当然の手法ですが、エージェントはそれをしない。読みもしないで、提出して、いつごろまでに認可されるでしょうと呑気な返事をしてくる。もうそろそろではないかと、エージェントに問い合わせると、初めて、現状どうなっているのか、聞いてくれる。その結果を伝えてくる。実は、こういう文章が入っているので、診査できないと言っていた。全く、新しく、その文章を取り除いて、申請書を書いてくださいと、他人事のように言ってくる。それは申請書をエージェントに出して大体三カ月後のことになる。三カ月棒に振ったことになる。
 また、一か月ほどのちに申請し直す、また、不備が見つかって、例えば、会社の名前の確認がしてなくて、アルファベットが間違っていたり、抜けていたり、話すところをくっつけて書いたり、チュカイの連中は途中で読むのを止めて、書類を一番下に置いてしまう。前に書いたことも、今回にことも、チュカイからは申請に間違いがあるから、シンセできないという、知らせはない。ただ、投げられてしまうだけです。だから、エージェントはまた申請者から催促があるまで何の手も打たない。こういったことがあると知っていれば、日系にエージェントに任せてしまって呑気に待っていればいという日本人担当者は駄目だということになる。
 それを、私が手伝っていた会社の社長や親会社の社長に、警告として伝えても、なかなか手を打たない。二年掛ってまだ、EPTEが取れていない会社がある。呆れるばかりです。
BEAは、税務署CUKAIは税関です。インドネシアでは、同じ建物に入っていて、中で別れている。どちらも税に関する役所だから、同じ組織の下に並んでいるインドネシアは正解だと、私は思う。

輸出が何十パーセントという規定がある。それに違反すると膨大な罰金を取られるという噂がある。確か、30%以内の国内売りは許される。相手がエプテなら輸出です。国内売りということはノンエプテに売ることです。ですから、主な取引先がノンエプテなら、大問題になってしまいます。こちらも、ノンエプテでなければならなくなります。先日、書いたのは、この問題です。
例外があります。国内の公共施設、例えば病院や軍などに納入していて30%を超えそうな時には、申請すれば、40%、50%、60%と、国内売りの比率を増やすことが出来ます。そういう日系エプテ企業を知っています。なぜかというと、その会社からの供給が止まると、公共施設で施設や部品や設備の不足してしまうからです。また、だからと言って、本当の外国から輸入するのでは関税も掛るし、納期のコントルールも面倒になる。価格でも調達時期の調整でも、国内のエプテ企業から調達した方が、国や地方に取って利益になるからです。
それでも、国内売りの%がどんどん増えては、余計な心配が増えます。そこで、そういう企業は、日本本社からやその他の海外製造拠点から、仕事を融通してもらって、輸出%を増やす努力を地球的しなければなりません。そういう会社はドンドン規模が大きくなります。国内売りが主な会社は今、急成長しています。

エプテは良く知って、賢く使いましょう。同じ会社でも、敷地を仕切って両システム巧みに使い分けている会社もあります。

出入り口の話ですが、一か所が原則ですが、交渉次第で、増やすことも出来ます。若干の裏金は必要です。インドネシアスタイルは何にでも通じます。

入り口は一か所、その脇にチュカイ関係者の詰め所を作らなければならない、規定にあるかどうかは知らないが、要求条件はエアコン、冷蔵庫、テレビ、ベッド、洗面所、カマールマンディがあること、ホテルとまでは言わないが、それに近い居住性である。掛け持ちなので、一か月に二三日来るだけなのに。
会社全体の囲いの高さは2m以上。
IMG_0168.JPGIMG_0305.JPGこの文章の数字については保証しません、確認してください。EPTEとは、今、言わないようですが、通りが良いのでEPTEとした。

  
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