(^_-)-☆空洞化進行 [能力]

1113  結婚記念日42年かな? ケーキの予約はしておいたので、多分、私抜きでチョコレートケーキを頬張ったことでしょう。孫たちは思いがけず、理由も分からず、ケーキを食べることができて、大喜びしていたと思う。

またまた、日本へハンドキャリーをしようと思っている金型の図面を書き始めた。こういうことは今回が最後である。間もなくインドネシア内で金型をテストできるようになるからです。
空洞化の象徴だと思う。とにかく日本では、思うような速度で金型を作ることができない。インドネシアなら一か所で金型が一式出来上がるが、日本では、何社かの加工屋をたらい回ししないと出来ない。比較的安くて速いところは町工場だが、工作機械が揃っていないし、数値制御の装置は使えるが、勘を使うような装置は使えないという具合で、ある工程までやったら、次は別の工場へ持って行き加工してもらって、また戻して続きの加工をすると云った方法なので、結局、決して速くならない。だから、日本では全然工作機械を持っていなくても、金属加工や装置の製造を引き受ける会社が存在する。あちこちの工作機械を使い分けて金型や装置を作るのです。インドネシアにはそういう会社はないし、最終組み立てだけする会社もない。自社で作って自社で組み立てて完成させるのです。ただし、電気関係のことはそれ専門の会社が有って、そこの人間を呼んで完成させる。
ワイヤーカットは出来るが放電加工は出来ない、旋盤加工はできない、そんな会社をインドネシアにはない。オートキャドの図面をメールで送れば、見積もりと納期の返事がメールで送らてくる。GOの返事を出せば直ぐに材料の手配から始まる。途中経過を見たければ、その会社の現場へ行けばいい。他の会社へ行ってしまっていることはない。
今や金属加工の町工場も日本は遅れている。
精密部品や重要部品はまだ日本で作らなければ安心できないという人は、現地の会社と会話ができないだけです。機械の性能、使いこなす技術、測定能力いずれをとっても日本よりも上だと思うし、5Sときたら、日本人が一番うるさく言っているのに、日本の町工場は全く5Sなどは気にしていないようだし、仕事を出す会社もうるさく指導しない。
作らせる日本人が会話ができて、重点ポイントを指導出来れば、インドネシアで作った方が安心できるでしょう。
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リッポチカランの風景、イジップ工業団地のサンヨーの前と私が住んでいるタマンセントサの入口
 
タグ:安心 金型 5S
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