(^_-)-☆別人 別世界 [旅]

1182 面白いですね。3月の終わりまで日本の大井川のちょっと西、高速道路のちょっと北の会社に往復三時間かけて通勤し、仕事みたいなことをしていた私が、今日は、インドネシアのカリマンタン島の東側のちょっと島から離れた島デラワン(Derawan)に来ている。島より遥かに拾いサンゴ礁に囲まれた美しい島です。前々、次元が違う場所にいます。気持ちが良い。
今朝、09:00頃、頼んだ車で、2時間、東の端の岬の港、タンジュン バトゥという処に着いた。そこから、モーターボートをチャーターし、30分でこの島に着いた。近くに二つしまが見えたが、人が住んでいるのはこの島だけだとか、リゾート地で欧米の若者がダイビングを楽しみに来ている。日本人を見掛けなかった。しかし、日本人もダイビングツアーで偶に来るそうだ。
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まだ、ムシンウジャン(雨季)だそうだが、今日は、どう見てもムシンクマラウ(乾季)の雰囲気だった。天候は快晴、遠くの雲も良く見えたが、頭の上には雲ひとつなかった。積乱雲とその下に落ちているスコールが遠くに見える。日本には全くない風景である。
海岸にそって小さい島を一周(約、1.5Km)しようと歩いていたら、“老人と海”の老人のような人から、呼びとめられた。一人か?どこから来たのか?一寸ここへ座って話していったらどう?などと言っている。一寸話し始めたら、何のことはない、モーターボートを持っているから、もっと沖の遠くのサンゴ礁の島へ行かないかと誘ってきた。私は、明日行きたいと思っていた島だ。今から行けば夕方までに戻って来られるという。それなら、明日はまた別のところへ行けるので、その誘いに乗った。
その老人、62歳だという。私より6歳以上若い。その人も元気、海が引いていて、桟橋までボートを係留場所から100mほど歩いて引っ張ってきて、私を乗せ、また、100mほど沖まで引っ張って行き、そこから船外機を降ろして、スタートした。私は運転席の横に座らされた。後ろに坐ると船尾が砂についてしまって引っ張れないからである。スタートして、あなたは、酔いは大丈夫か、泳ぎは得意か、と、聞いてきた。おいおい、誘う前に聞くことでしょ、と思いながら、どちらも大丈夫と答えた。それならと、いきなりボートのスピードを上げた。長さ3~4m、幅2m弱の小型ボート、四人乗りだと思う。バンバンすっ飛ばし始めた。ジャンプと落下の繰り返し、酔いはしないが、尾てい骨が痛くなりそう、実際、数時間後には痛くなったしまった。
お陰さまで、各島に着くのが早い、予定では3時に出発で、7時、暗くなってから戻る予定だったが、6時まだ明るいうちに戻った。いずれも、島より遥かに拾いサンゴ礁に囲まれていて、周囲何百mの間は波が全くない、穏やかな湖のような状態、勿論、カラフルな熱帯魚ボートの上からも良く見える。

自然が十分に残っている島々で、一番印象に残ったのは、島に囲まれた湖のような海でした。200m幅の陸地上陸し、100mほど登りの階段が在って、100m程の下りの階段の向こうには内海が在る。静か、一人で、飛びこんで泳いでみたい気持ちになった。時間が無いので泳ぎはしなかった。

ウミガメの島、海亀と陸ガメでは、インドネシア語が違う。Punyo,Kura-kura(プニョとクラクラ)である。プラウ プニョというのがあって、一周1km位の島。全部が砂浜になっていて、毎夜、カメが10匹平均産卵に来るそうです。その島は管理人がいて勝手に上陸してはいけないことになっている。私たちは特別に了解を得て上陸させてもらったが、昼間なので、産卵を見ることはできなかったが、その場所の埋まっているという目印は何箇所も見ることが出来た。

途中、イルカ数匹が魚の群れをとび跳ねながら追っている風景にも出会った。この歳になって、色々な体験をさせてもらった。その操縦の荒っぽい爺さんに感謝である。

つい十日前までの私は、抑圧された世界に居たが、今は、十分に解放感を味わっている。しかし、他人に勧めることは出来ない、今回も以前、ロンボックのリンジャニへ登った時の様に、一人で良かったと思う。連れがいたのでは、決してしないことが、出来るのだから。
  
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