(^_-)-☆インドネシアナウ [変!]

1187 ヤシの木の樹液から砂糖を作る行程で中国からの化学薬品を混ぜる、それが、発がん物質だとか、糖尿病を促進させるなどというニュースというか解説がされていた。例の茶色の5cmくらいの直径で売られていることが多い砂糖です。製造者も販売業者も認めている。市場に出ているほぼ50%に使われているという。パンガンダランで私が実際に見た現場では純粋に樹液だけを煮詰めて水分を飛ばしていたが、そういうニュースを見ると、やはり、インドネシアは何でもアリなんだなと思う。
学校の前の屋台で売っている飴にも大量のサッカリンやシクラメート、ニトロサミンなどが混ぜられている。そのもの自体は悪影響について意見が分かれているようだが、中国からの輸入品に有害な不純物が含まれているという。人工甘味料が安く手に入るが、怪しいというのである。
IMG_3532.jpgIMG_3530.jpg
 インドネシアには高校を卒業できない人がいる。入学はしたが学費を払えず中途退学してしまった人、卒業試験に受からなかった人、もともと中学も高校も行けなかった人、小学校にさえ行かなかった人です。
 インドネシアの一端的な会社の入社資格が、高卒以上であることが原則です。そういう人は入社願書も出せない。それでは、どうしたらいいでしょうか。高校の卒業証書を買えばいいのです。多くの高校はそういう人のために、卒業証書を販売する営業担当者がいます。担当者は、町を歩いて、そこら辺りでうろうろしてる若者に声をかけるのです。あなたは高卒ですか、もし、そうでなければ、卒業証書を売りますよと。
 卒業証書をほしい人は、そんなことを身の回りの人に話しておけば、誰か、経験者が近くにいて、斡旋業者を紹介してくれます。私が知る限りでは、5ジュタ(5万円弱)で買うことができます。そうすれば、就職資格ができるのですから、弱者救済になるし、学校も一種の福祉事業をしているのです。
 ただし、KTPといって、身分証明書の場所の近くの高校でなければなりません。いわゆる、出身地の近くの高校でなければならない。遠くの田舎から出てきて、ブカシあたりのKTPを持っていない人は、出身地をブカシの今住んでいる場所の役場のようなものに行けば、出身地がその地であるように作ってくれます。そうすれば、ブカシやジャカルタの高校の卒業証書を買うこといができます。
 カラワンなどは、地元出身者優先で採用する義務を会社に与えています。70%以上だったと思います。地方出身者はカラワンの高校出身者の資格を買うことができるのです。

 こういうことを知っても何の得もないかもしれない。何も知らないほうがいいかもしれない。
 キニもナウも今という意味です。
   

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0