(^_-)-☆俗っぽくなった [インドネシア]

1191 平日にもかかわらず若者も中年も大勢の人が観光に訪れている。ホテルやロスメンなどプンギナパンがどんどう増えて新しくなっている。インドネシアの経済成長と同調しているように感じる。
東海岸の様子が本当に俗っぽくなって、興ざめさせられている。バリ島に例えるなら、クタと西海岸、サヌール辺りと東海岸が似てきた。
15年前には東海岸にも2~30m幅の海岸があった。少しずつ狭くなっていたが、2006年の地震と津波を機会に、海岸が一遍に無くなってしまった。以前は西海岸にあるような観光用の小舟も小型の漁船も陸揚げされていて、必要のとき、ここから出港していた。毎朝、毎夕の地引網漁も風物詩だった。ヌサカンバンガンへは東海岸から出港すれば、かかる時間が30分くらい短くて済んだし、半島の先端付近の大波を切りぬけなくてよかったから、ずいぶん、安心度が違っていた。
 ところが今は海岸がなくなって、防波堤が築かれ、50m間隔ぐらいに防波堤が築かれている。漁船や観光小舟も姿を消した。どこへ行ったかというと。観光船は西海岸に、漁船の大部分は、半島の東肩の漁港に行ってしまった。朝、日の出に時間に一斉に出漁する姿はそちらに移ってしまった。地引網もそちらになってしまった。
 それではサヌール風になってしまったというのは、バナナボートの乗り場になってしまったということです。竹製の桟橋が数年前から一つ二つと増え、今では東海岸首の部分全体にできてしまい、15以上の桟橋がある。遠くから見ると竹のガラクタ造形物が乱雑に並べられているように見える。
 それにしたがって、道と防波堤の一部を占領して、竹とヤシ製で覆いは濃紺のシートのワルン(簡易食堂)とババナボート乗船勧誘場所が東海岸沿いのほとんどにできてしまった。これを地方行政は見て見ぬふりをしているようです。上納金が入るからです。
 
パラセーリングやマリンジェットが登場していないのでまだ救われるが、それらが登場したら、騒音もひどくなるでしょう。IMG_3622.jpgIMG_3584.JPGチャガールアラムがほとんど完全に自然が残されているようにパンガンダランの首の部分もできるだけ自然を保ってほしいものです。一ファンとして思う。

   
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