(^_-)-☆汚職はハラム [欲望]

1222 イスラムで食べてもよいものやってもよいことをハラルと言います。食べてはいけないものやってはいけないことをハラムと言います。ご存知のように豚肉はハラムです。ハラルの表示はどこでも、なんにでも見ることができますが、ハラムのマークがあるものを私は見たことがありません。ハラムの表示をした食品を売っています。豚肉も売っています。しかし、ハラムのマークは有りません。

ところで、面白いコマーシャルというか宣伝をやっている。マジックショーの舞台に三人のマジシャンが登場、エジプト人と日本人とインドネシア人です。先ず、エジプトの映像が映し出され、一瞬の内のその映像から、大きなピラミッドが消えてしまう。次に日本の映像が映し出される。その映像から、一瞬に富士山が消えてしまう。それぞれ、パラパラと拍手。今度はインドネシア人が目の前の箱に積まれた書類を一瞬のうちに消してしまう。観客総立ちの大拍手、その箱にはKOREKSI(汚職)と書いてあった。
 レディ ガガの公演はインドネシアにとって、セクシー過ぎて危険だとイスラム急進派や警察の反対で、中止させられたが、論争が起きていて、公演の復活活動も起きている。
コンパスの見出しには、汚職とレディガガとどっちが危険?汚職の方がはるかに危険だろ。と出ていた。
 元ミスインドネシアのアンギェリーナ ソーダという国会議員が先日、汚職で捕まったという話は書いたが、そのご本人、その一年ほど前には、俳優から国会議員になり、スポーツ関連議員として活躍していたハンサムなご主人が心臓マヒで急死した。悲劇のヒロイン、けなげに、彼の前妻レーザ(有名歌手で上田正樹とのディユット曲がヒットした)との間の子と自分の幼子を抱えながら国会活動をしていた。コマーシャルのも起用されて、セイノードラッグ、セイノーコルプシと言いながら、親指を下へ向けていた。そのご本人が汚職で捕まってしまって、最近,拘留が延長された。

 ナザルディンやヌヌンという、ちょっと有名になった国会議員や国会議員の妻が裁判中、別の汚職時間だが、共通点は、追及されると感じて、外国へ逃亡したことです。一人はマレーシア一人はチリで捕まって、インドネシアへ引き渡せた。捕まってもにこにこしている。裁判でも悪びれた様子はなく、拘置所でのようすも、身内大勢と面会して楽しそうな様子がニュースで流されている。
 カラワン ティムールインター近くのPT.オーマンバの日本人社長が逮捕された。労働争議関連の裁判で、裁判官にアンダーテーブルを渡したという理由です。氷山の一角というか、どこでもある話というか、当たり前にお金を渡したからでしょう。当たり前にアンダーテーブルを渡すことだらけです。ベアチュカイ(税務署、税関)の職員には会社へ来た時には必ずある程度の金額を渡します。ペナルティーを要求されたときに、その金額を鵜呑みで渡すのではなく、たとえばの話ですが、要求された金額の四分の一をその職員に渡し、ペナルティーを四分の一にしてもらうのです。納める金額は最初、要求された金額の半分になります。個人が受け取った四分の一はその事務所の配分比率に従って何人かで分けて受け取ります。そういうシステムが固定しているのです。環境省にしても、警察にしても、労働省にしても、全てのチェックに関して、いくらかの手土産的金額を渡します。各種申請も全て既定の手続き金のほかにその倍くらいの金額を渡します。
 エージェントを通す場合も、そのエージェントからアンダーテーブル支払いの金額が上乗せされて見積もりが出されます。
 IMG_4088.JPG警察による、バスウェーを走っている一般車の取り締まり、この罰金は全部,自分たちの懐へ入ります。
IMG_4088^.JPGパサラヤブロックMの脇を通る自動車専用高架道路、これも予算の半分は工事以外に流れているはずです。
  

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