(^_-)-☆今頃になって [インドネシア]

 1279 インドネシアは今、日系企業が進出ラッシュと言っていいでしょう。視察ツアーの団体さんが、増えている。だから、これからでしょう、今頃になって、出てこなければならなくなった、ということは、積極的ではなく、どうしようもなくなって、仕方が無くインドネシアで生き残りを図ろうという、計画性のない集団だと思う。
私の印象では、今頃、出てきて、大変だなと思う。売り先の企業が海外へ出て行ってしまって、受注が減り続き、いよいよ、その売り先が進出していった国のどこかの傍に拠点を移さなければ、生きてゆけなくなるという、危機感が、躊躇の心理を上回って来たのでしょう。やっと、そう思う企業が、仕方なく動き出したという感じ、遅い。
 早い企業は30年以上前からだ。15年以上前には、既に、私が考えられる、あらゆる業界から、インドネシアに日系企業は進出して、出そろっている。その後は、日本企業の競争相手が、続々と寝室してきた。
 最初はタンゲランと北ジャカルタ、次いで東ジャカルタノプルガドン、続いて、東西に延びる高速道路の沿線、インターチェンジの近くの工業団地や国道沿いに立地していった。
 今はジャカルタ近郊、20km以内は住宅も密集しているし、拡張はできないし、進出する面積もないし、価格も高いし、それに伴って渋滞も激しいし、洪水などの頻度も増えているので、ここに、進出することは考えられない。ここにある企業は、ここから離れて、高速道路沿いのジャカルタカラ30km以上離れた場所に移る会社が多い。既に、進出している企業は、そういう段階には行っている。それは、生産能力を上げ、新しい性能を持った生産ラインや装置に更新し、国内の日系競争相手に対抗する手段の一つでもある。ほとんどの業界で、地元企業、韓国、台湾、マレーシア系の企業を含めて、ピラミッド型の組織は出来上がっているのです。
 全ての業界は、日系企業で組織が出来上がっているのです。親会社が増産するなら、それに合わせて、下部も増産の準備をするのです。だから、今から進出する企業はその中に割り込むしかない、既に進出している会社に勝つしかない。
 その出来上がった環境で製造工場を立ち上げて、どういう、売り上げ計画、利益計画が立てられるのでしょうか。先ず、進出する前に、現地に進出している幾つかの日系企業の本社と、進出したら、どんな仕事を出すという、確約や補償を取り付けることです。そして、共同で、どういう設備を入れるかなどいった準備を始めることです。

 IMG_6067-.JPGIMG_6067.JPG砂浜が貧弱になった大浜海岸と左の向こうは久能海岸。ショッピングセンターの駐車場から西の空。

 

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