(^_-)-☆検査は先読み [仕事]

 1786 パンガンダランにいる。バンドゥンで一仕事をして、そのまま、引き返すには、勿体ない、折角、バンドゥンまで来たのだから、土日を控えているし、方向はそのままに南西へ向かい、パンガンダランに着いてしまった。だから、今回は一人である。気を使わない。自由である。
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バンドゥンのチマヒの工業地帯の壁、この中一帯が工業地帯だとは思えない。日本なら懲役刑を受けた人が作業する場所のようだ。

押出製品を単独で使うことは無い、必ず。合わせる部品がある。その部品を必ず貰うことにしている。通り、泊りなどのゲージgauge、冶具を作って検査道具とし、検査表の検査道具として、ノギスやマジャーのほかにダイヤルゲージや冶具も使う。合わせの部品がマッチするかどうかもチェックしてOKだったという項目もある。
客先に品質管理部門が、受け入れ検査をし、OKになって始めて、お金になる。その、受け入れ部門も結局は私が指導して、その製品に合った検査の仕方にしてもらう。そして、再重要なことは、受け入れ検査でOKしたものを、何日か在庫しておいて、いざ使おうとした時に、使えないとは言わないようにしてくださいと、念には念を入れてお願いしておく。要するに、私たちから手が離れた製品は、私たちが管理できないからです。
 
製品を作ることもそうだが、検査をすることも、保管することも、客先を含めて、関わる人々全てに、私の考え方や手法を伝えなければならない。せっかく、まともな製品を作ってあげても、検査の仕方が間違っていて、不合格にされたり、保管の仕方が原因で傷が付いたり製品が変形してしまうことがあるからだ。
スパイラルチューブの径や長さ、6ナイロンなど水分を大量に吸収する樹脂の硬度や長さ、開きや曲がりの変化、そういうことの知識を全く持たない人たちが受け入れ検査をしようとするのですから、ちょっと、待って!!ということになる。

長さは、作った直後から、縮み始めて、経験的に、1週間後くらい過ぎれば、それ以上縮まなくなる。だから、カットも検査も作ってから一か月後ということになる。これは、常識。まだ、変化をする応力(ひずみ)が残っているからです。曲がりや開きなども変化をするが、いずれも、水分が関係しなければ、そう多くは無いので公差から外れるケースは少ない。
 
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会社から家に帰る時には、必ず、ここ、チカランバラッのインターの前まで来てUターンします。そこに掛かるフライオーバー(高架橋)の橋脚に何か書いてあります。Dilarang corat-coret tempel poster stiker, DLL(ディララン チョラッチョレッ テンペル ポステル スティケル ダン ラインライン)落書き、ポスター、ステッカーその他を張ることを禁止。チョラッチョレッば落書きという意味だが、音的に合っているようで面白い。
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朝、家から出る時の家の前の風景です。右隣が地面に野菜や加工食品を並べて朝市を開いているので賑やか、右隣の家の赤ちゃん(エリナちゃん)が離乳食をベビーシッターに食べさせて貰っている、プラスチックの風船売りも一週間に二回ほど、ここに坐っている。向かいに、オジェック(バイクタクシー)の待機所がって、なんとなく、無い朝、ざわついている。ほとんど、目が合う人に挨拶をしながら車を発進さる。エリナちゃんは、必ず、手を振ってくれる。


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