(^_-)-☆加害者は事実 [矛盾]

 1812 明けましておめでとうございます。今年もよろしく、というところでしょうか。

私の母の弟(私のおじさん)はルソン島で、私が生まれて半年後に戦死した。小学校の時、母やおばあちゃんと静岡の靖国神社に毎年、お参りに行っていた記憶はある。その時の母親の悲しみは、子供の私にも十分伝わっていた。私もそのおじさんを写真で知っているだけだったが、生きていれば、遊んでもらえたのに、と、思っていたし、色々なことを教えてもらえたのにと思っていた。

その後、私は靖国参拝をしていないが、安倍総理の参拝後のコメントと同じ気持ちは持っている。その上で、先の戦争で多くの迷惑を掛けた国々に対して、ごめんなさいと言いたい。安倍さんはそれを言いたくないのでしょね。私は子供のころからのその気持ちに従って、今でもインドネネシアで技術指導をしているし、若い人へ、様々な方法で出来る限りの手伝いをしている、継続している。

誰もが触れないこと、天皇陛下を始め皇族が靖国神社に正式参拝しないようになったことです。「当時の宮司は大馬鹿」とまで言っていたことに触れない。昭和天皇は、自分の反対も聞かないで、彼らは日本をとんでもない方向に仕向けた張本人だと思っていたのです。
安倍総理や極右の方々はどう思っているのでしょうか。この人達が靖国参拝を政治として利用しているのは明らか、天皇陛下が参拝しないことは政治に関与しているのです。憲法に書かれている、国民の象徴が靖国参拝を拒否している事に、何にも意見を持たないのでしょうか、このまま天皇陛下に任せて置くのでしょうか、政治介入をしている事を批判しないのでしょうか。参拝する政治家は、明らかに日本の象徴と意見が違っていることに何の発言もしないのは変だと思う。特に天皇至上主義の極右と言われている人々が、天皇が靖国参拝伽を拒否していることに対し何も言わないのは矛盾でしょ。

大正。昭和初期、日本が取った行動は、近隣諸国に対し、明らかに加害者だ。何もしなかったのでもない、被害者ではない。それなのに、戦争犯罪人だけが戦争を起こした責任者では無いという人は、それでは、だれを戦争責任者として追加したいのでしょうか。韓国や中国に多大な迷惑を掛けたことは明らか、程度や方法論では無い。迷惑、被害を与えたことは事実なのだから、彼らの多くが日本に恨みを持つことは当然でしょう。その気持ちを素直に汲むことは必須でしょう。謝ることは当然でしょう。それなら、彼らが主張している領土保有を認めろという話は別問題、従軍慰安婦も別問題でしょう。

靖国参拝にいってから、話し合いをしたいとか、戦争犠牲者に哀悼を述べるとか、そんなことは、靖国参拝の理由になっていない。参拝しなくたって、哀悼の意をささげることはできるし、話し合いはできる、参拝したことよって、それらの事を、本当に考えているとは思えないと考える人が多くなったはずだし、前にも書いたが、20億人以上の人々に不快感を与えたし、多くの日本人にも迷惑を掛けた。そして、澄まし顔をしているのだから、救いようがない。

逆に、靖国神社に詣ない人は、戦争犠牲者全員への哀悼を思わない人、戦争のない平和な世界を願わない人とでもいうのでしょうか、そうなら、天皇陛下は、世界平和を願っていない、戦争犠牲者に何の感情も持っていないと思うのでしょうか。安倍総理の言っていることは矛盾だらけ、いたずらに中韓を刺激しているだけに過ぎない。こういう人を日本のリーダーにした日本人が怖い。そして今日また、閣僚の一人が参拝して、総理と同じようなことを言っている。その内容に参拝の必要性は全く感じられなかった。
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我が家の元日の雰囲気、玄関の下駄箱の上、妻の生け花で、玄関が良い匂いがする。インターラーケン、マイセン、コペンハーゲン、桂林などから持ってきた飾り物も出して並べてある。
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そして、門扉から見た庭と玄関から門扉の方を向いた庭。 
 

タグ:首相 政治 批判
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