(^_-)-☆夢の途中22 3 [思い出]

 1881 H-PVC(硬質塩ビ)のパイプ、電線配管用に良く見られるものです。この製品の値段が1kg当たり27000Rpで売られている。10Mほど買った時の小売価格です。私がメーカーに頼んで原料を1トン作ってもらうと、1Kg当たり、 24000Rpです。どうなっているの、このカラクリは。もし、私が、小売価格27000Rpで売るには、13000Rp以下で仕入れなければならないと思う。では、メーカーは、その価格で売るには原料を6000Rp(55円)以下で仕入れることが出来なければならないと思う。リサイクル品とは見えない。何か安い増量剤が入っているのでしょう。例えば、そこら辺にある土とか。燃やして残りカスを見れば分かるが、分析する気にもならない。

入社したその年の10月に組合役員の改選があって、私は執行部の教育宣伝部長に押された。そして、その直後、代休優先という規則を撤廃させた。また、週休二日制も毎年一日ずつ土曜休みを増し、五年間で、完全週休二日制になるようにした。残業、休日出勤手当も15%から3年かけて25%になるようにした。「太田君、お手柔らかに頼むよ」。親会社の東レ並みが目標だったので、あまり考えることなく、行け行けの時代だった。

入社半年を過ぎて、私の配属先が示されなかった。創立3年めで、とにかく、大学工学部の新卒を受け入れるのは、初めての会社、私をどう、扱っていいのか、困っていたようだった。で、ずーっと前に書いたかもしれないが、大学の時の恩師が言われた事、「不良の山は宝の山と思え」の通り、押出部門に不良の山が沢山あったので、製造部長に頼んで、班長の一人が体調にすぐれず、私に、日勤になりたいとこぼしていたので、これ幸いと、いきなり、押出部門の三交替勤務の班長にしてもらった。工具の名前も知らなかった。プライヤー、ヤットコ、シャコマン、メガネ(レンチ)、パイレン(パイプレンチ)、ニッパーなどなど、化学では、知っているはずがなかった。『26のメガネを持ってきて』と言われて、“え??”だった。
中卒高卒の数人の部下から、仕事を教えてもらいながら、金型の事や樹脂の特徴、製品を繋げるコツや金型から樹脂を剥がすコツなど、どんどん吸収した。夜勤の時は大変、仕事が面白かった。10や15φ丸棒の金型、20本取りだ、複雑な金型、解体整備には、相当のコツが必要だった。が、私は、丸棒が詰まってしまって、生産続行が出来なくなった金型を夜勤中にばらしてしまって、その後、セットできなくなってしまって、そのままにしてしまい、次の月曜日、朝勤になった時に、上司から、「しょうがないな」くらいの事を言われるだけだった。何日か前の事になるので、怒りが、和らいでいるのでした。

半年後には、製品の立ち上げは、私の班からするようになった。生産途中で、NGになり、治せない時には、私の班から再スタートした。営業担当者に、新しい製品の引き合いがあった時には、私の上司達ではなく、私にできるかどうか聞きに来るようになった。見積もりの根拠となる金型費用や生産速度や歩留まりを答えた。典型的な例が、先日お亡くなりになった北川工業の前社長さんとの対面でした。6ナイロンのエッジング、グロメットでした。  
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0201.html

このころの、何でもやってみよう、出来るかできないか分からなくても、取りあえず、出来ますと言って、引き受けてしまう生き方、この年になっても、仕事に対する姿勢は変わっていない。
http://nanbuindonesia.web.fc2.com/page231.html
スマトラ島の最北端に近い町、バンダアチェ2004年、地震と津波で10万人以上が犠牲になった町、世界中からの支援を受けて、あっという間に、2年後には、震災の面影はほとんどなくなった。それに引き換え東日本の震災、3年過ぎた。未だに、問題が山積みで、復興の足取りは重くて遅い、原因は“日本”だからでしょうね。絆の精神は保ち続けてほしいものです。最近オープンしたホテル。
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チカランバラットインターチェンジ近くのカルフールの隣です。オープンしたばかりの、ホテル サンティカSantikaです。
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ジャバベカ2のチカランバルにあるマスターバッチ製造会社、本社はスマランにある。今日、緊急で注文したら、スマランからエアーで送られ、明日の昼前に届けてくれるという。本当だろうか、期待して待つことにする。


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