(^_-)-☆生活程度  [生活]

1915 私が一般女性の生活ぶりを聞ける機会あるのは、ゴルフをしている時だ。何時間か若い女性と一緒に行動する機会があるのはキャディだけである。だから、当然、お互いに、無視したり黙りこくったりしてはいない。冗談を言い合い、からかいあいながら、出来るだけ楽しい雰囲気になる方がいい。で、その会話の中に、キャディの家族の状況や生活ぶりを話題にすることも多い。勿論、私の状況も話をする、どこに住んでいるとか、お手伝いさんはいるのかなど、彼女達も愚痴をこぼしたり、不満をぶちまけたりしてストレス解消になっているかもしれないし、あわよくば、資金援助を期待している。
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最近、まだ、三回だけだが、私が指名しているキャディは、勤め出してまだ、半年、間もなく19歳になる。弟が3才で、両親と四人暮らし、母親は地元、父親はプロワカルタの出身だそうだ。ゴルフ場の近くの借家に住んでいる。家賃は約4千円、父親はバイクタクシーの運転手、そのバイクは、元締めというか、バイクタクシー会社の所有、日本の緑ナンバータクシーと同じようなものだ。

家には、洗濯機や冷蔵庫などはない、電化製品で在るのは小さいテレビだけだそうだ。一遍に、根掘り葉掘り聞いたり話したりする事ではないので、少しずつ状態が分かる。ということで、彼女たちの話から、庶民の生活ぶり、生活程度が分かる。日本人から見れば、貧困家庭が多いと思う。

ということだが、インドネシアは二十年以上前から二人っ子運動をしている。町のあちこち、田舎へ行っても、KB(PKBI)という頭文字が書かれている看板が目につく。家族計画という意味で、Keluarga Berencanaである。その運動の効果はどうか、まだ、政府が目論んでいる数字までには少なくなっていない。ということは、インドネシアの人口は、増加している。その増加率が政府の目標を上回っているのです。教育水準と貧困の程度が原因だろうと思うが、目標まで出生率は低下していない。そして、家族計画の徹底を続けようとして、地方に依っては、避妊具を無償で配っているのです。たしか、一家族平均2.4人になっていると思う、目標は2.1人だとか。それでも、ここ20年くらいの間、減少を続けてきている。しかし、最近は減少率が少なくなっている。そのことを問題にしている政治家や経済学者などの中には、何とか、もっと、若年女性の結婚を遅らせる有効な方法はないかなどと、まだ、躍起になっている人もいる。

私は、そうは思わない。今の2.4でいいじゃないの、と思う。日本の人口構成は極端かもしれないが、少子化運動によって、歪が大きくなてしまっている国が多くなっていることを見れば、人口増加は必要だと思わざるを得ない。また、それが、自然な人間社会の営みだと思う。日本とインドネシアの町の様子、田舎の様子、寂しさと賑やかの好対照である。インドネシアの雰囲気の方が遙かに好きだ。街の活気が全然違う。日本も戦後間もないころの町内会の賑やかさを再現できるような人口構成になってほしいと思う。生活水準がどうのとか、裕福とか貧乏はあまり重要ではないと思う。

個人個人に関んしては、何かと問題はあるようだが、キャディ達の生活ぶりから感じることは、総じて、決して暗い雰囲気ではない。
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また、日本茶と称して、甘い薄茶色の液体のボトルが売り出された、日本メーカーではなく、インドフードという会社からだ。富士山とゴジラが登場している。
 

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