(^_-)-☆世界が違う [インドネシア]

 1932 寝る前にドリアン酒とチュンぺダック酒をほんの少し飲みだした。命に別状ないし、異変を感じることもない。飲みやすく、よく眠れる感じがする。

メーデーで休みなのでゴルフ、別の世界にいたのでデモの様子は分からない。ジャカルタへ動員された労働者が大挙して集合したようだが、チカラン辺りは通常より静かだった。押出部門は休日出勤をしてもらった。
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改めて認識されられた事、インドネシア人の算数のレベルは日本の小学校3年にも劣る。10数年前、入社テストで0、5×105=Xという問題を出したことがあった。頭の良さを知りたかった。高卒者が対象だった。15人中出来たのはたった一人でした。皆さんに何故出来ないのか聞いたら、「忘れた」と言っていた。覚える事でしょうか、頭の中に、こういう画面が浮かばないのだと思う。世界が違う話なのでしょう。教育にない分野なのでしょう。「忘れた」のではなく、「覚えなかった」のでもなく、想像できない世界なのだと思う。 
それから、10数年後の現在、同じ問題を、高校数学の評価が10段階中9の人に出した。悲しいかな、答えは「0」でした。何故ゼロになるのか聞いたら、0.5に0があるから、それに何を掛けても0だという。凄い発想だ。それから、会社のベテラン社員にもこの問題が出来るか聞いてみた。5人中1人だけが正解だった。

それだけではないが、押出しの仕事には、頭の回転が速い人でなければ向かない。手先が器用な事と考えたことを直ぐに行動に起こす人でなければ、教えても意味がない。向かない人に仕事を教えることは、その人にとっても、負担になってしまう。教える方も、教えられる方も不幸だ。対数計算が出来ない人は金型に関しての仕事、全てが出来ない。

がらっと、変わって、トイレットペーパーの話。トイレットペーパーを使う習慣がないこの国では、日本でいうトイレットペーパーもティッシュペーパーも同じもの、同じ役割をするものという認識になっている。どちらも、洋式トイレでは、水で洗った後にその水を拭くために使う、レストランやワルン(道端簡易食堂)テントワルン、などでは、どちらも、口を拭いたり、アヤムゴレンなどを握ったりする時に使う。ホテルで、トイレットペーパーがなくなっている時、係りの人に頼むと、ティッシュペーパーを届けてくれる。
で、トイレットでは、拭いた紙は、排水パイプを詰まらせるから、流さないで、生理用品などを捨てるためのポットに、拭いた後の紙は捨てることになっている。トイレットペーパーは水に溶けるから、汚物と一緒に流すという認識はないし、それは、間違いだと認識している。紙は流さないでゴミ入れに捨ててくださいと書いてあるトイレも多い。インドネシアの場合は、その方が正解だと思う。書いてなければ、何でもかんでも、流してしまうから、何も流してはいけません、というのがいい。
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だから、多分、日本への東南アジアや中国からのツーリストも、お尻を拭いた後のトイレットペーパーは、流さないで、ゴミ入れに捨てるので、すぐに一杯になってしまうのではないでしょうか。そういう光景が見えるようです。
 

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