(^_-)-☆固定費がでない [行動]

 1967 ある会社を訪問してきた。若いが非常にやり手の社長で、数年前からの知り合い。年々、売上は増えている。それも、30%くらいずつである。外から見ると、大変忙しそう。車の部品が多い。日本人も新しい仕事に対応するためにインドネシア従業員4人に一人の割合の人数がいる。仕事が増える原因は日本の本社同士がまとめて、それを、現地の会社に生産させるからだ。現地が見積もりを出して仕事を受けうというやり方はほとんど認められていないようだ。営業が仕事をとれそうでも日本から与えられた仕事が優先なので、入る余地がないとか。

その上、借金をして、装置も入れなければならない。それの利息を負担しなければならないし、その場所で仕事をするということは、その場所を借りて、その装置を借りて、事務所の人たちの力を借りているのです。だから、固定費の配分を受けるのです。それが、家賃のようなものです。月5000万円の仕事を順調にこなしても、トントンで、ちょっとでも不良品が増えれば、その分赤字だそうです。それでも、同じような話しが、日本からまた押し付けられる予定になっているとか。ご本人、本当に気の毒である。逃げ出したいし、他の事業所では、逃げてしまった人もいるとか。

まだ若いし、親がある大企業の重役をしているらしいので、援助は受けられるらしくて、「太田さん、これからのインドネシアで必要とされる押出製品はないでしょうかね、例えば、雨樋を見たことがないですが、必要とされるでしょうかね」「プラスチックの波板はもうどこかで作っていうのですか、作れば売れそうですがね、どうでしょうか」などと、聞いてくる。彼は、もともと、大阪地区の担当営業マンだった、自分でやる方が性に合っている。本人もそれを承知で、自分で売ることに興味がるのです。自分で遣ったら、ストレスが少なくなると思う。

私は仕事を売るつもりの営業に行ったのに、彼の悩みや希望の聞き役になってしまった。本当は私の方が、悩ましい状態になっているのに、彼に,それを話すことはできなかった。

儲けのない部門の分析をするために求めた資料に間違いが多い。会計事務所に、部門別仕分けの結果の資料を提供していないのに、どうして、バランスシートが完成されるのでしょうか。固定資産や原料などの資産がわかるのでしょうか、固定費が決まっていなのに、どうして、損得の計算ができるのでしょうか、見積もり資料の根幹がないのに、どうしてみつもりができるのでしょうか。不思議な理屈ですね。消耗品、預かり金型、固定資産の区別ができていない、データを、これが資産台帳です、と見せられて、私は、いったい何を言ってやればいいのでしょうか。と、その彼は、嘆いていた。
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最悪の状態を想定して置かなければならないかもしれない。昨日、今日と行った会社は違うが通った道はほとんど同じだった。時間も14:30~16:30くらいで同じ、道は空いていて、順調だった。ここは、どの辺りかわかりますか。運転している私とは違って、車の中で眠っている、あるいは、目をつむって考え事をしている日本人には分かりませんね。


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