(^_-)-☆最近の押出成型 [押出成形]

 2292 日本の夏の空の様な乾季の空が久しぶりに現れた。チバトゥのハイパーマートの駐車場での桜祭り、ゴルフの帰りに通過してみたが、裏の、普段、一台も止まっていない駐車場まで、一杯でした。KOTAKが来るというのが効いたのだと思う。
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6年ほど前に書いた、インドネシアのプラスチック押出し成型の事情です。
http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0011.html
基本的に今もほとんど変わっていない。何でも引き受けてやることができる日本人は今でも私だけです。その私が、PA11のチューブとPCカバーをインドネシアで作り始めた。日系三社の押出成形会社に日本人技術者がそれぞれ一人ずついるが、いずれも、今やっている製品以外に新しい製品となれば、本社の指示に従って、そして本社の技術移転のようなことをするだけです。二色成型やのノ字などはその典型です。軟質塩ビチューブはずっと以前から、十社以上のローカル会社でやっていたが、今は、その倍くらいに会社の数になっている。冷蔵庫の軟質塩ビガスケットも製造会社が増えている。製品の使用量も増えているが、価格競争が激しく、皆さん、経営は大変なようです。

タンゲランに一社、オレフィン関係のプルファイルを作る会社がある。冷蔵庫の棚のエッジに保護材や車のシートのトリムなどです。バンドゥンに小規模ながら丸棒の製造会社があることが分かった。

硬質塩ビに関しては、外観の艶などがほとんど気にしない製品、中に電線を通したり、水を通すだけのパイプやチューブは、チェンカレンに工業団地のようなものがある。貸し工場がずらっと並んでいて、その内に何社かが作っている。原料は粉末で、可塑剤など添加剤の配合は、その工場でやっている。原料価格を抑えるためですが、それほど物性に関して、うるさくない製品です。オレフィンのインフレーション成形も、そのあたりの貸し工場でやっている。地を這うような押出機がずらっと並んでいるので、すぐに分かる。

硬質塩ビでも、ちょっと大型のプルファイルとなると、できる会社はない。外観に煩い製品、ショーケースのフレームは、台湾やタイから輸入している。ツインスルリューを持っている会社がない。私もウエイトバーなどの外観を重視する硬質塩ビのプルファイルを作ったが、艶を出すために、練りが必要で、一回、不良品を作って粉砕し、リサイクルして使った。より良く練るためです。
1M0,5Kg、くらいのプルファイルの成形依頼があるが、私としては、適当な押出機がないという理由で、今のところ返事を保留している、昨日書いた、潮どきのことも考えて、責任を抱え込むわけにはいかないことも保留の理由である。本当は65mmφのツインスクリューの押出機を準備してやってやりたいのだが。
 

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