(^_-)-☆見積もり見直し [押出成形]

 2440 非常に常識的な話。Rpで取引している場合は、定期的に価格の調整をする事。そういう、取り決めをして置くのが常識。
PCやPA,輸入原料を使った製品は、買いがUS$なので、売りもUS$でお願いしていたが、最近は、全てRpでの取引にしなければならなくなったようだ。最近は、その時のレートで自動的にRpに変換して、支払ったり、請求をしたりしている。毎回、金額が変わるわけだ。
ところが、中に、元々US$で価格を出したが、客先の希望で、Rpで見積もりを出し直し、その時の価格をずっと変えないで取引していた製品、客先がある。当時のレートが1万Rp=1US$、それが、今は、1,4万Rp=1US$になってしまっているのに、前ダイレクター、そのままの価格にしていたので、注文を受ければ受けるほど損が増えるようになってしまっていた。
今朝、その、客先へ行って、価格の見直しをお願いしてきた。客先も、分かっていて、他のサプライーは半年に一度、定期的に、価格を見直しているという。それが、当然なのに、そういう、ルールを作っていなかったのでした。客先も分かっていて、見積もりをし直すことを承諾してくれた。20%以上も変動しているのだから、赤字でずっと売っていた。客先からは、何の話もないことは当たり前だった。

見積もり明細について、これも、一般的だが、客先は求める。価格の内容を知っておきたいからです。製造に使う装置の固定費や生産速度、単位時間にいくつできるかなど、変動費というか、その製品を作るから必要とする物の費用、例えば、原料費、梱包費、後加工、仕上げ加工などがあれば、それらの費用、これらを一枚の表にして提出を求めてくるのが普通ですね。プラスチックの射出成型の世界では、何トンは幾らというように、使う成型機の固定費の相場が決まってしまっている、それは、インジェクション屋さんが腐るほど沢山あって、それも、技術の勝負ではなく、価格の勝負になっているからです。厳しい世界ですね。健全な経営をしている会社はそう多くない。
その点、押出の場合は、固定費の相場がないので、最終価格に合わせて逆算で、それら個々の費用を出しやすいし、指摘される事もない。輸入していた時との比較だけである。明細は形式的なものになる。今回、その明細も求められた。
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デルタシリコン5の会社を訪問して帰宅途中に高級住宅地がある。リッポチカランの奥の方に当たる。私には全く、縁のない場所だ。一戸建て、家賃20~30万円だそうだ。
 

タグ:変動 固定 改定
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