(^_-)-☆予備知識 [押出成形]

 2612 孫会社の様子を見てきた。既に、軌道に乗っているようで、今の工場では、既に、狭くなっていた。スパイラルの出荷前の在庫が多い。そして、今まで、奥さんとお父さんの三人でやっていたが、そろそろ、パートでもいいから、従業員を雇わなければならない状態になっていた。日本の零細企業の問題だ。人件費が高い日本では、一人でも増やすことは、大きなテーマになる。沼津の工場の今後と共に、収束させたい会社と伸ばしたい会社と交錯する問題だが、双方ともうまくいくような方法はないかと思う。

 私が4月に復帰しようとしている会社の状態が、今、どうなっているのか、分かっていない。知っても、何もできないから、問い合わせていない。四ラインしっかり動いているのか。五ライン目の装置がいつ入荷するのか、そレが入る前に、必要な装置や金型はどうなっているのか、私が居れば、催促すること、確認することが一杯あるが、今は、気にしても仕方がないし、はなれていては、どうにもならない。
しかし、客先から直接、質問や見積もり依頼が入ってきている。新しい会社からのものも入ってきている。日系企業からだが、押出の日系企業があるのだから、そっちに頼めよと思う。

 一つ、面倒な相手の話、単なるパイプの見積依頼に話だ。その会社の客先からの図面も示せれている。それに、サイズと原料名が書かれているから、二種類のサイズと原料は、何、という情報だけで見積もりをしてほしい、それも、仮でいいから、すぐほしいという。それに、原料がポリエステルとしか書いてない。
 その依頼を受けて、感じることは、客先もその客先もプラスチックと押出成形に関して、全く、知識が無いである。図面を書いた人も知識を持っていない。

 こういう会社と付き合うのは難しい、どこまで教えればある程度分かってもらえるのか疑問に思いながらも、何から何まで教えながら、質問しながら、進めなければならないし、製品のOKももらって、量産を始めても、予想ができない、何らかの問題が起きる可能性も高いからだ。使用目的、使用場所、取るつける部品の規格、などなどのすべてを分かっていて、寸法やその公差決めていると思えないし、原料の選定をしているとは思えないからだ。
 原料の選定だけに限っても、パイプの図面を書いた人か書かせた人が、原料を決めているはずだが、なぜ、その原料にしなければならないのか、私は疑問に思う。本当にその原料でいいの? また、他にも、似たような原料があるのに、その原料でなければならないの? 単に ナイロン、PP.PE,エラストマー、ポリエステルなどと指定してくる客先には、本当は、それだけで、相手をしたくなくなる。私にとっては常識中の常識のことに関して、無知だからだ。プラスチックの種類や物性など、基本的な話をどこまでも優しく丁寧に話をしてやらなければ、分かってもらいないからだ。

 見積もりを依頼する側の条件として、1 製品図面あるいは、既にどこかで作られているものがあれば、サンプル。2 原料名、出来れば、何とか相当といった具合に、メーカーのゲレード名、品番を示してもらいたい。示すことができない場合は、使用場所と条件があれば、こちらから、提案はできる。3 生産量

知らないという自覚がないから、調べないことは分かっているが、そんな度に、思うことは、今の世の中、ネットでチェックすれば、いくらでも、知りたいことを知ることができるのに、なぜ、調べないのか、である。
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 家に帰る途中。この辺りの人口は増えている。


タグ:見積 原料 図面
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