(^_-)-☆気にしない [インドネシア]

 2615 とんでもない結果とは、見積もりを書くときに使用原料、例えば、PP-Tubeのはずが、PE-Tubeになっていたり、HIPSがHIPEになったりしている。そして、客先も、そのまま、受け取ってしまっている。間違っているのに、お互いに知らないので、気が付かない、そのまま、注文書も来るから、面白い。私が、もしかしたら、間違っているのかもしれないと、首を傾げてしまう。
 こんなことがあった。新規の製品用に、HDPEの手配を購買に頼んだ。メーカーやグレードも指定した。そして、原料が入ってきた。私が指定したメーカーからではなく、こちらの方が安かったからと、その原料を購入したそうだ。金型が出来あがってきて、いざトライと、その原料を確認した。袋にLLDPEと買いてあった。どうにもならない、ポリエチレンなら、何でもいいと思っている。

 インドネシアでの難しさは、日本での比較にならない。金型の手配も、難しい、金型の図面を書いてその通りにつくってくれればいいが、その通りにはなかなかできてこない。ワイヤーカットの最初の穴の位置を指定する。製品が通るところは仕方がないが、製品の人の目に触れる場所にあると、どうにもならない。仕上げの状態が悪かったり、面やアールが取れていなかったり、とにかく、しっかりチェックしないままでは受けとれない。しかし、受け取る側が、そういうことをチェックできなければ、そのまま受け取ってしまい、製品がうまく通らなかったり、寸法が思ったように出なかったり、筋がついてしまったり、いろいろな、問題が出てきてしまう。出荷チェックができないし、受入れチェックもできないので、使って見て初めて欠陥が分かる。製品も同じこと、不良品を納品してしまっても、客先もそのまま受け取ってしまう。実際、組み立て初めて、初めて、欠陥だと言い出す。二三か月後に使えないとクレームをつけられると、開き具合や曲がりやねじれなどは、どちらの責任か分からなくなる。

 三か月以上前,押出機を注文する打ち合わせの時に、ヘッドプレートの図面を出してほしいと、頼んだ。当たり前には、売る側は、最初から、仕様のほんの一部として出してくるものだが、購買も商社もなしで話を進めて、注文をし、製造をしていて、4月に納品されてくるという。その間、金型を作るのに必要だからと10回以上、言い続けているが、まだ、でてこない。私だけが、やっきになっている。もういいや、あきらめた。押出機が、入ってから、作るしかないと思っている。こんなものです。

 インドネシアの高速鉄道受注に関しても、多分、こんなものでしょうね。分かっていない国の間で、決めてしまっているので、お互いにこれでいいと納得してしまっていたが、いざ、となって、どうにもならなくなる。どうにかするには、泥縄式に、手を打つしかないが、結局、自分たちでは、どうにもならなくなってしまう。
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庭の春。今はきれいだ。妻が植えているのだが、私は、これを最終的にどうするのかと思う。
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