(^_-)-☆何年か前の話 [行動]

 2819 ナンブへ行って原料を返してきた。彼ら押出部門には、日本人がいない。元々、私が立ち上げた部門で、従業員の殆どは、KITAGAWAの時から一緒だった。私が行くところ彼らがくっついてきた。二十年前からで、平均年齢40歳を超えている。全て、最初から正規従業員にした。
KITAGAWAが撤退した時に、押出部門をどこかに譲りたい、というより、引きくけてを探さなければならない時、私に相談があって、当時、私がいた、AFMI(現TPRという)に、橋渡しをした。元々、私が引き受けた客先ばかりなので、話は簡単で、私とKITAGAWAから来た人間がそのまま仕事を続ければいいだけの話だった。当時も、押出部門は利益を出していた(しかし、射出の規模と押出の規模、従業員や日本人の数、専有面積の比率は5対1だったにもかかわらず、固定費を2対1にして損益計算をされていた)ので、移ってきても何も問題なかったどころか、大いに、仕事を増やし、ガスケットなど、赤黒ぎりぎりの仕事をしなくても、利益の上昇は見込まれた。
ところが、どちらの社長さんも、自己中心主義、本社に対し、間違った自己アピールが見え見えの手段しかとらなかった。両者とも、私を邪魔者扱いにした人達だ。KITAGAWAから出す従業員への退職金を大いに値切った。次の職場を当てがってやるのだから、退職金は自己都合の金額しか出さないことにした。従業員は不服だったが、中の二人が、それでもいいと言い、抜け駆け的に、AFMIに移ってしまった。その二人は、今もTPRに残っていて、他の人とは行動を共にできなかった。その彼らの給料は、現状維持として、AFMIの社長は引き取った。それ以外の10何人かは、納得しないまま、KITAGAWAでの仕事がなくなってしまったので、止む負えず、AFMIに移った。ところが、彼らの給料は、当時の最低賃金にされた上に、正規雇用ではなかった。やる気がある技術的に上の連中がそういう扱いを受け、優秀な人達が冷遇され、抜け駆けした二人は、彼らより優遇されて、面白くない。私も面白くないし、彼ら裏切ったことになってしまった。一旦は、彼らが行き場所がなくなり、そして、彼らを独立させることにした。

私は、どちらの社長にも、待遇や退職金を良くするように頼んだが、彼らのキャパは小さい、インドネシアの若者のことなどに気を遣う能力はない。それに、私への恐れがあった、後ろめたいことばかりしてきたが、私が、すごすごと、逃げ出して、いなくなってしまわなかったから、なお、私を窮地に追い込めようとしたのでした。私は、キタガワにとってもアフミーにとっても、最良のどちらにも大いに利益になるように、仲介をしたのに、それが、私の手柄にしたくない一心だった。自分の手柄にしたいのです。気の毒な人達だった。被害者はインドネシア人や客先だ。

全ての客先は、今でもそうだが、私を頼って仕事を出してくれていた。当時の客先も大変心配した。AFMIを首になる三か月前から、中古の装置を買って、場所も準備し、止めて私が手伝う会社に期待という人は徐々に退職させた。その中の一人を社長(現在ナンブ押出のトップ、日本人はいない)にし、マクタという会社を立ち上げた。そこで、いったん帰国し、お金をなお準備した。合計で約2500万をつぎ込んだ。直ぐに三交代で、3ラインの仕事は埋まった。AFMIでは、できなくなったしまった製品を引き受けた。私を頼って直ぐに全員、女性のQCなどを含めて15人ほどが一緒になった。給料は、キタガワを止めた時のままからスタートした。

その一年半の後、今度は、南部がインドネシアに進出したいと、当時の会長から相談があった。その時、KITAGAWAの撤退後の工場の処分ができていなかったので、双方のためと判断し、ナンブにキタガワの工場を買うことを仲介した。ナンブはすぐにその気になったが、肝心のキタガワの方が、例の社長さん、悪意が多い女性の通訳を二人で、会社整理の役をしていたが、なかなか、進まない、金を出せば済むことなのに、それをしないまま、ナンブに売り渡す手続きができる状態にならなかった。機械が無くなって、従業員がいなくなって、二年後にやっとナンブに売ることができた。その前に、その裏のオリエンタルという会社が撤退し、整理も早かったので、そちらにナンブは入った。
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MM2100の裏口の一つから、カリマラン川にかかった場所、チカランやチビトゥンに行くとき、他が渋滞していると思えば、この道を使う。雨季で茶色の水がゆっくり流れている。そして、この道も相当な渋滞だ。
 

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