(^_-)-☆一旦荷を下ろす [思うこと]

 3061 会社は、木曜からの振替えで休み、しかし、三交代の一人と、私を入れてトライの三人は出てきていた。 結果は、ギブアップ。気持ちが解放された。

三週間、そして、最後の三日間、一応、集中した。それでも、できなかった。客先に、これ以上、迷惑はかけられない。できなかった、ごめんなさいと、明日、説明に行くと電話で連絡した。もともと、台湾から輸入して組み立てている製品、今回、私ができないからと言って、かなり困るものでもない。近場から安く入手できること、在庫を置く必要がないことがメリットだが、それが、残念ながら、今のまま、ということで、客先の担当者も、がっかりしていたが、たちまち、困るものでもないが。

ギブアップは、50年やっていて、はじめてではないかと思う。記憶がない。引き受けた製品は全て、客先に納品まで、行かせている。今回の製品は、インドネシアでは、まだ、作られていないもので、私としてみれば、技術的にそれ程、難しいものではないと思っていた。事実、原料入手、金型つくり、試作、順調にいって、試作品を提出し、OKをもらっていた。製品は、できていたのです。

言い訳はしたくないが、一応、試作の時と、違っていた点は、原料の特性だった。その原料は、中国製だが、多くの成形屋が使っている原料だから、それが、悪いということではない。私の製品の作り方が、この原料に、合っていなかったということでしょう。押出機と金型の構造のどちらか、両方が、この樹脂に向いていなかったということです。そして、合わせることが出来なかった。そして、客先やその客先を待たせることはできないので、ギブアップした。

注文を頂いていて、試作品のOKもいただいている製品で、作ることができませんでした。ごめんなさいと、電話で言うのは初めてだと思う。73.5歳で記念すべき、初体験日でした。電話だけではいけないので、明日、訪問して、事情の説明とともに、時間を頂きたいとお願いしようと思う。私はやらない、インドネシア人がやると。
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18;00前、スダ ブカ プアサには、会社から出た。東の空に、八日月が輝いていた。なんだか,肩の荷が下りて、気が抜けた。プアサ 明けで皆さん、家で家族揃って、食事中でしょう。道はガラスキ、ぶっ飛ばして、家に戻った。前とトラックも落ちそうに積んだ荷物の上に、落ちそうな2人を乗せて、かなりの速度で走っていた。
家の前に丁度18時に着いた。今日は、ゆっくり休める。何も考え必要なし、ゆっくり眠れる。なんだか、役目が終わったと、永遠の眠りについてもいいような、開放感だ。
 

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