(^_-)-☆面白そう [押出成形]

 3506 アジア大会では公式種目になっていますね。sepak takraw セパッタクロ 藤蔓製のボールを蹴るスポーツですね。セパッと読んでいるようですが、インドネシアでは、サッカーのことをsepak bolaスパッボーラと言います。セパッではなく、スパッと発音します。ボーラはボールのことです。

縦方向に2mmの隙間があるパイプ状のプルファイルの話で、MM2100のホギへ行ってきた。この図面が示された。エスマルヒ(人名、四肢手術の際に出血を防ぐために用いる止血帯やエーテル吸入用マスク)のケースだ。この製品をインドネシアで作れる会社はない、作れる人もいない、ただし、一人だけいた。それは私だ。ソンボン バンゲットかな。一年前の図面だ。彼らが考えたのは、パイプを縦方向に2mm幅を切り取るということだった。そのパイプなら、作れる会社はある。そして、パイプを作って、縦方向に切ってみた。そりゃ、閉じちゃうよ。ひらくはずがない。
このパイプの製造依頼をされて作った会社、最終的のもとめる形状が分かっていたと思う、それなに、パイプを作ったなら、無責任もいいところだ。もし、パイプを切って作るなら、縦方向に切って、円周の一部が重なって外径が小さくなる。重なった部分を切り取れば、あたかも切り込みを入れたパイプになる。2mmの隙間を作りたければ、重なった部分より2mm多く切り取ればいい。そして、そのパイプの外径を30φにするには、30φのパイプの円周に切ったとき重なった長さが円周になるような外径のパイプを作ればよい。そして、重なった部分より、2mm広く切り取ればいいのです。このくらいの考えがなければならないし、それをホギに分からせなければならない。

パイプを縦方向に切れば、広がることはなく、必ず閉じる、それは、何故か?このくらいの事を知っていて、説明できるのが、パイプ製造会社の責任でもあるはずだが、多分、インドネシアに説明できる人はほとんどいないと思う。

私は、このことの原因から、インドネシア語でしっかり説明をし納得してもらった。外側と内側の冷却速度が違う、内径の方が冷えが遅いからだ。一年も、彼らは、悩んでいたのだった。

パイプをもとに作ることはできるが、問題点がある。製造条件を一定にしたつもりでも、何らかの条件違いによって、重なる幅(閉じ方)が一定しないかもしれない、ということは、外径も一定しないということになる。これを克服しなければならない。

もう一つ、こちらの方が確実と思われる方法は、プルファイルという考え方だ。こちらの方で成形可能な会社はインドネシアにはないから、ホギもそして、彼らが頼んだパイプ屋さんでも、思わなかったのでしょう。
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もう一つ、気になることは、本社の日本人が書いたのでしょう。原料が白色PE、これじゃ、分からん!PEは種類が沢山あるから、単にPEだけでは、困る。確認したらHDPEというこちだった。色については、多分、ナチュラルでいいと想像できる、白に着色する必要はないと思う。書いた人は、HDPEの製品を見て、自然色のことを白と表現したのだと思う。もし、白に着色するなら、色見本などが必要になる。厄介なことになる、と、伝えた。
見積もりを27日中に出すと約束した。造れば、これも、インドネシア初となる。一般的な人にはちょっとわかりにくい話ですね。
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MM2100の高速からの入り口付近、工事だらけ、いったい何を作っているの?
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卵の卸やさん、私はこういうところで、卵を買うことが多い、比較的新鮮だし、1kg、14個前後で、2万Rp170円くらい、安いでしょ。
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