(^_-)-☆できた!! [知識]

 3953 炊飯器で実験、学生時代を思い出す。架橋が十分なチューブを短く切って、片方の端をヒーターに押し付けて柔らかくし、ニッパーで強く掴んで、平たくし、閉じた。チューブより2~3mm大きな内径のキャリブレーションダイに通して、方側から空気を強く吹きこんで膨らませるためだ。
その短いチューブを何本か、炊飯器に入れて、水をほんの少し入れ、炊飯をONにする。直ぐに、水が蒸発してOFFになり、保温状態になる。蓋を開ける。すると、閉じたはずの片側も、溶着したはずが、元のチューブの径に戻っている。そうか、熱を掛ければ、元に戻るチューブになっているのでした。
DSC06359.JPG
仕方がないから、両側開いたまま、C,Dieに通し、片側を折って、閉じ、空気を吹きこんでみた。できた!!
そして、念の為に、その膨らんだチューブを炊飯器に戻し、水をちょっとだけ入れONにし、直ぐにOFFになり、蓋を開けたら、元のチューブの径に戻っていた。サクセスを確認した。
DSC06360.JPG
 架橋チューブを膨らませれば、熱収縮チューブになる。当然のことだと思う。形状記憶チューブだ。曲げたチューブは真っ直ぐになるはずだ。今回は、使った原料が、全く初対面で未知だったため、チューブ作る条件だしで、少し、手間取った。
そして、原料商社から、インフレーションの方法と同じように空気を送って膨らませばいいよ、簡単だよ、と、聞かされていなので疑うことなく、その方法にこだわってしまった。実は、この方法のチューブは、熱を加えれば、小さく成るどころか、大きくなってしまっていた。架橋させたチューブを膨らまさなければだめでしょ、と、聞いたときも、出口より大きなチューブを作ればいいと言われていた。

そして、今日、炊飯器に入る長さの熱収縮チューブはできた。しかし、連続生産はできない。架橋をさせるため装置と時間が必要だ。そして、架橋されたチューブを熱処理し空気を吹きこんでふくらませる装置も必要になる。ということで、この会社である程度の長さの連続生産は、直ぐには、出来ない。このことを、原料商社と客先に話をする。

昨日今日、架橋すれば、こういう具合になるのだということを初めて知った。今迄、架橋剤を混ぜてチューブを作ったことは、PE-ライナーなど大量にあるが、その後、その架橋をさせる後処理をしたことが無かった。面白い状態だと思う。架橋させるとなおその特徴が顕著になる。ゴムのようだが、温度を上げると段々柔らかくなる、溶けてしまう寸前まで、弾力性があってプリプリしている。そのプリプリチューブに内圧を吹きこんで膨らますのです。非常に均一に膨らませやすい状態だと思う。

日本は、韓国の輸出に疑問があるとして、輸出相手として普通の国にしただけ。それに対し、韓国は、日本製品不買運動、日本への旅行しない運動、日本をホワイト国除外、そして、ジーソミヤ破棄といろいろやってきているね。通常国に戻したことへの報復でしょうね。ところが、日本は、輸出の検査を通常に戻したのは、徴用工問題や慰安婦問題に関しての報復ではない、北朝鮮やイランなどに怪しい輸出をした疑いがあるから、通常検査にしただけだ。日本は、韓国が報復を色々やってぃているが、それに対する報復もしていない。本当に、気の毒な国だし、厄介な国だと思う。
DSC06361.JPG
11時頃から停電、実験中にも何度も停電を繰り返した。12時頃、回復したようだ。というのも、この一時間の間に、多分、20回以上ON,OFFを繰り返した。そして、1時間ほどOFFにならなかったが、また、30分おきくらいに、夕方17時ころまで、続いた。家に帰っても、断続停電は直っていなかった。会社は、全く、仕事にならない。12時ころまでで、笑っちゃうしかなかったが、その後は。もう、どうでもよくなった。電話もワイファイもダメ。この場所はダメだ。引っ越してくる前からずっと言っている。

Heat Shrink Tube熱収縮チューブの作り方
使用原料 MCPP 三菱ケミカルのSiane Crossslinkable Poliolefinシラン系架橋ようポリオレフィン
 Linklon XVF600W XLPE transparent grade Main component
Catalyst LZ013 catalysy masterbatch Cross-linking agent 5%
この配合で、
1 縮んだ時に、なればいいなと思う寸法のチューブを作る。50mとか100mで巻いておく
2 炊飯器の保温の水温で24時間(もっと短時間かもしれない)後なら確実、架橋は十分だと思う。
3 巻き戻し機にセットする。内側の端に空気を吹きこむ器具を取る付けておく、回転するのでそれに対応するジョイントでなければならない。
4 巻き戻す引取機で巻き戻し、熱炉に押し込むように通す。熱炉は長さにもよるが300℃ほどで、1分かかるようにする。
5 熱トンネルから出たところで水に通して冷却をする。

注意 1 元のチューブは連続生産になるが、熱収縮チューブは連続生産はできない
  2 熱炉には、求める外径より少し大きな、内径のパイプを通しておき、その内側に、チューブを膨らませて、押しつけるようにする。
  3 30%ほど小さくなるように膨らませたらいいと思う。例えば、内径5φに戻したければ、内径7φくらいに膨らまでば良いと思う。

明日から、押出機を運転をしない日曜日に、押出機のスクリューを抜いて、シリンダーを熱炉にしてテストをするため、内径10mmφなどの金属パイプを手配するなどして準備をする。炊飯器と違って温度調整ができるから、適正温度を見つけやすい。それに、温度勾配も可能だ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント