(^_-)-☆雑知識 [思うこと]

  3224 FLUON ETFE AGC プラスチックの一種ですよ。知っていますか。フッ素樹脂を成型しやすく、ペレットにしやすいように、押出成形をしやすく、他の樹脂を混ぜた樹脂ですね。この樹脂はPEを混ぜていますね。一般には、アロイと言いますね。物性は、できるだけ落とさないで、成形性とコストパフォーマンスを改善するのが目標ですね。
フッ素樹脂は、一般的に、粉末でしか提供されず、プレス成型でしか、成形できず、チューブを作るには、シリンダー内の粉末を溶かしておいて、それを、ところてんを押し出すようにしてつくる。だから、連続して成型はできない。
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太田化工では、この原料を使ってチューブを作っている。価格は、けた違いに高い、それでも、必要な装置はある。軍需産業や車のエンジンルームですね。EV車なら、いらないね、きっと。

今、インドネシアでは、このチューブを、日本から輸入して使っている会社はある、私に、その会社の購買のインドネシアスタッフから、相談があった。できるよ、と言って、その会社を訪問したら、日本人が出てきて、トンデモない、品質保証をどうするの?日本でも、何年もかかって、やっと、採用されたものを、あなたができるといったって、信用するわけにいかないし、テストを繰り返すこともできないでしょう、と、言われてしまった。

だから、日本は中国や韓国に追い抜かれる部分が多くなっているだろうし、本当にチェックをやっているのと、疑いたくなるのだろうと思う。やる気になれば、チェックだってすぐできる、今の日本メーカー、手抜きチェックが横行しているくせに。 短い出向期間、余計なことをしないで、波立たずの状態にしておきたいのでしょう。日系企業の象徴のようなことをおっしゃる。
インドネシア人スタッフは、張り切っていたのに、がっかりしながら、私に、謝っていた。

ちょっとおまけで、今、ある、コントロールケーブルメーカーから、できたら作ってほしいという依頼が入っている。インドネシアに戻ったときに、具体的な話を聞くことになっている。
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友人が沼津からやってくるというので、濁酒を用意した。その為にロートを昨日、ヒャッキンで買ったのだが、これが、優れもの、ペットボトル用の漏斗だ。空気抜きの隙間があるし、倒れにくいように、縁を囲うように二重になっている。浦島太郎にとっては、斬新だ。
  
 
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