(^_-)-☆高価な原料 [押出成形]

 3749 昨年12月初めの韓国の新聞から、韓国外交部当局者「日本が韓日関係を重視するなら誠意をもつよう期待」こういう見出しの記事があった。かなり、面白い当局者ですね。「日本が韓日関係を重視ししないなら、誠意なんて持たないことを期待」で、いいんじゃないの。
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今日も、午後、1時過ぎkら30分ほど、突風と共に大雨に見舞われた。10分ほどの停電、6ライン中,5ラインが稼働中だった。もう、1ラインは、11ナイロンチューブの準備をしていた。リルサンのチューブを流す前で良かった。とにかくこの原料、1Kg、2000円もするから、停電になれば、簡単に2~3万円のロスになる。ところで、現在、月、2~300Kgくらいの原料を使っているが、いよいよ、6月から、月、数百キロになる。オレフィンやPVCの原料価格はKg200円くらいだから、この原料を500kg使うということは、PPやPEなら5トンの金額になる。この原料、ひまし油が原料ということは分っているが、何故、10倍も高いのでしょうかね。12ナイロンも似たり寄ったりの価格、これも何故でしょうかね。

50年前、多分、日本で初めて、11ナイロン、12ナイロン、6ナイロン、66ナイロンのチューブを作ったときの原料価格が600円、600円、100円、120円だったと思う。ちなみに、PCがナチュラルで1000円、着色物は1200円した。生産量は少ない上に、押出用は射出用に比べて30%程、高かった。今でも、その傾向は変わらない。
大卒初任給は5万円になっていない時代の話、私が、毎月1万5千円払いの月賦で買ったパブリカが1000ドルカー、36万円だった時でした。

11ナイロンチューブは当時から車やバイクの燃料を送るチューブとして使われ出していた。そして、今でも、使っている。そして、インドネシアでは、一社が内製で、そのチューブ専門に作っていて毎月300Kgほどこなしている、日本の本社が日本で買って、いろいろな必要品と共に、インドネシアに送っている。彼らは、インドネシアで買ってはいない。私のように原料は商社を通して買って、サプライヤーとして、数年前から作っている会社は他にない。

高価な原料と言えば、50年以上前から、丸棒など素材の成型金型の内側に、滑りをよくするために焼き付けコーティングをした、また、テフロンテープや鍋などのコーティングでよく使われている原料、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン 4フッ化エチレン樹脂 通称:テフロンR)だ。普通の押出機で流せるように、ETFEなど、物性を落とした原料でも数千円する。その上、こんな高価な製品、特殊な場所にしか使わないので、数量が少ない。とてもじゃないが、テフロンチューブの依頼が来ても、引き受ける気はない。もっとも、使う側の責任者、最々重要部品を、メイドインインドネシアに変える勇気はない。勿論、インドネシアでテフロン系の原料でチューブを作っている会社はない。

PEEKなど、スーパーとかウルトラといわれているエンプラも高いが、インドネシアで押出している会社ないし、メイドインインドネシアを求めている会社もない。
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コタキナバルで食べたローカル料理、マサカン マレーシア、インドネシアと同じですね。ミーゴレンシーフードとナイゴレンカンプンです。
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