(^_-)-☆プアサ2012 [習慣]

1285  20日からプアサに入ったインドネシア、来月の17~8日に開けるはずである。と言うのも、入りも開けもその日の前日にならないとはっきりしない。何故なのか良く分からないが、そういうものらしい。勿論、時間は地方によって違う。発表は、どこと、其のあたりが今開けた、という言い方をする。Jakarta dan sekitarnya(ジャカルタとその辺り)という。静岡はどうか、間違えているかもしれないが、浜松にこの辺りのモスレムの牧師長がいて、彼が、時刻表を発表しているらしい。それに従って、プアサを実行している。今は12時間を遥かに超えている。
南極近くや北極近くはどうするのかと、くだらないことを聞くなと言うことを有名な朴氏が質問会で答えていたのがおかしかった。

 私が経験したのは16年前、一年に10日ずつ前へ来るので、160日、5カ月と10日前に来たことにある。今年のレバランが8月19日ごろだから、2月の初めごろだった。当時は、まじめにプアサをする人が多いうえに、栄養が足りていなかった。プアサでなくても、プアサをしているような若者が多く、この時期には、腹ペコで、疲れてしまっていて、仕事の能率が明らかに落ちた。10時のパンや牛乳代と昼食代は現金で毎日支給していた。
 これは今も同じだが、通常勤務の人は昼休みを半分にし、その分、早く終業にしていた。

そして、十年数も経て、今の様子はどうかと言うと、断食にあまり気を使っていない。食事や飲み物に対してはかなり自由に取っている。要するに、かなり、いい加減になっているということだ。会社としては昼食は支給せずにいるが、自分たちでかなり自由に食べている。外へ出てワルンやカキリマで食べたり飲んだりしている。断食の時に昼間のワルンやカキリマが忙しくなる。変な現象です。
二週間過ぎたころには、男の50%、女はほぼ100%昼食を食べるようになり、プアサが終わるころにはほぼ100%の人がプアサを解禁してしまっている。だから、日本人もそれほど彼らに気を使う必要は無い。一緒にプアサに参加するもよし、普段通りに自由に食べたり飲んだりするのもよし、彼らは日本人の行動や気使いを気にしないというか、眼中にない。
期間中私は何回か従業員とともにブカプアサ(ブカブルサマ)に参加した。それも、別に、参加しようがしまいが、気を使うことは無い。サフールというのは、早朝、もうすぐプアサの時間になるから、起きて、今の内の食事をしましょう、ということです。夜回りならぬ、朝廻りをして、町内に呼び掛けるのです。”サフール、サフール“と言いながら。
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0101.html
昔と違って、プアサの時期だから、腹が減っていて力が入らず、仕事の量も減るし、能率が上がらない、ということは無い。逆に、生活のペースが乱れ、寝る前に大量に食事をするので、体重が増える人の方が多いし、睡眠不足の人が多くなるということで、動きが悪くなることはある。これからも、この状態は変わらないでしょう。人は生活に余裕ができれば、宗教心は薄らぐ。
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