かざはな 風花 [ゴルフ]

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 書くのが今になってしまったが、昨年12月31日のゴルフ、まいった。もう、31日は最初で最後である。
 大変寒い、風が強い。コンディションは悪い方だと思う。インドネシアのコンディションとは真反対である。厚着の上になおジャケットを着ても、寒いものは寒い。顔は無防備、鼻水が止まらない。途中から,風花(かざはな、静岡独特の名前だし、現象だと思うが、上空に雪雲はないが、寒く風の強い日に、どこからか、雪のようなものが、舞い落ちてくる)が舞ってきた。家でくつろいでいる時なら風流なのですが、ゴルフ場では寒さが強烈に増す。
 これだけなら、まだいい。ところがこの日はセルフサービス、31日である。当然と言えば当然で、料金は前払。キャディーはなし、レストランは開いているが、ケータリングだけ、途中の売店もクローズ、ゴルフショップも閉っているので、温かい飲みものも買えない。
 これだけなら、まだいい。四人でプレーしたが、カートのリモコンを操作しようとする人が他にいないので、雰囲気で知らん顔できず、私が引き受けるしかない。インドネシアに住んでいる私は、日本のカートのリモコンで操作したことがないのに、である。カート道が先々どうなっているのか知らないし、どこで、自動的に止まるかも知らないのに、である。一番下手で、一番飛ばないのに、である。皆さん先輩なので、どこで、止めておいたらいいか、他の人のボールの位置を読みながら、決める。歩く人もいるし、打った後、必ずカートへ戻る人もいる。その人がたまに、歩くこともある。
 これだけなら、まだいい。クラブはたくさん持って行ってもらうが、パターまでは、持って行く人はいない。どうしても、グリーンの近くで、本人がカートまで行って持ってこなければならないということは分かっている。しかし、カート道の反対側から打ってオンした場合やエッジに付いた場合はグリーンを通り過ぎて取りに行って、また、グリーンまで戻らなければならない。そういう状態のとき、何もしないで見ているわけにいかない。私が、その人たちとカートの間にいるなら、私が、カートまで行って、皆さんの要望を聞いてパターなり、ピッチングなりを、持ってきて渡すことになる。他の人が、そういうことをやる、やらない、ということは考えない。自動的に、私はそうしてしまうのです。だから、鼻水を垂らしながら、かなりの距離を走るのです。それでも、暑くはならない。ただ、寒く、ただひたすら、早く、終わってほしいと思っていた。

 そんな日で、二度とやりたくないが、結構、楽しかったし、終わった後の温泉が極楽々々でした。
 
  静岡市の平野部には雪が降れば何年ぶりという話になるが、上空に雲ひとつない快晴で、かざはな(風花)は、何回か舞う、降るとは言わずない、舞うという。小学校の頃、授業中に校庭にかざはなが舞うのを見て、皆で大騒ぎをしたものでした。積ることはない。手のひらに乗って瞬時に溶けてしまった。
 地元の人間でなければこういう景色を見ることができない。安倍川の西、吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)という、遠足の行き先になるちょっとした名所から、静岡市の平野部を見下ろしている。手前が安倍川餅で有名な安倍川です。子供のころ褌姿でよく泳ぎました。
 
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