(^_-)-☆常識って [日常]

 1717 日本の常識は、必ずしも世界の常識では無いと、よく言われる。昨日も日本人の来客と話をしたが、日本スタンダードは世界のスタンダードでは無い、特に他のアジアの国々のスタンダードではないと。
では、常識をインドネシア語ではどうでしょうか。では、日本語で常識の意味は?誰でも、当たり前に知っていること、知っていなければならないことでしょうか。多分、それだけでは足りない。知っていることの内容が肝心で、モラルとかエチケットなどで多くの人が良しとすることが条件になると思う。常識の例をあげたらきりがない。また、常識は、時代に依って、地域によって、民族によって、宗教によって、世代に依って、違う。何が、正しいかも違う。それが常識です。深く考えると、何が何だか分からなくなる。

インドネシア語で常識に当てはまる一言での言葉がないらしい。例えば、Pengetahuan umum(一般的に知られている事),akal sehat(健全な知恵、思慮、方法),pikiran sehat(健全な考え)などが、考えられるが、それらを、全部合わせないと、日本語の常識にはならないような気がする。そして、肝心な常識が日本と大きく違う。多分、民族や宗教が大きくからんでいるので、100年後でも似たような常識にはならないでしょうね。

細かいことだが、ほんの一つの例を上げると、電球を買う時に、1996年、私が初めてインドネシアの地を踏んだ日から、一週間も過ぎない時に、部屋の電球が切れたので、買いに行った。買った店で、電球が入っている包みを開いて、電球を取り出し、電源に差し込んで、ほら,点くでしょ、と、得意顔をした。私も納得して、それを買った。それから、一か月も直ぐない内に、他の電球も含めて、買ったばかりの電球も点かなくなった。日本の常識では考えられない、欠陥商品を堂々と、売っていることになる。それは、17年後の今も同じ状態である。今着いていると確認したのだかから、たとえ、明日、切れてしまっても、文句は言わせないよ。と、言うために,点けて見せたとしか思えない。日本なら、要求でもしなければ、点くかどうか確認して売るなんてことはあり得ない話だ。
一事が万事、日系メーカーのテレビを買ったときに、やはり、ちゃんと音声の映像も出ることを確認して買った。しかし、一週間もしないうちに、ONにしても、映像も音声も出なくなった。ザーという画面にもならずに、真っ黒なだけ、アンテナの具合を確認したが正常、そこで、一度、コードを電源から外してみて、また差し込んでみた。しばらくすると、画像が現れた。しかし、音声が聞こえない、そこで、チャンネルを変えてみた、いくつか替えている内に音声が出た。買ってから、二年以上になるが、テレビを付ける時は、今でも、そのセレモニーをやっている。お客さんが来た時には、その手続きを教えなければならない。これが、インドネシアの常識です。
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困った時のラフレシア(ブンガバンカイ)何度も書いているが、ブンガは“花”ですね。バンカイは主に“動物の死骸”ですから、“動物の死骸の匂いがする花”という名前です。しかし、匂いはするが、かすかだし、そんなに臭いという感じはしない。耐えられない匂いなどでは、全くない。決して、いい匂いというわけでもないが。そして、インドネシアには、ブンガバンカイと呼ばれている花が何種類もある、それぞれは似ても似つかない形をしていて、ラフレシアをその中の一つに過ぎない。
http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage041.html
http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0010.html
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0307.html
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0304.html


タグ:習慣 違い 常識
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