(^_-)-☆PC超徐冷却 [押出成形]

 1988 先ほどは、酷い目に会った。ある程度は予想して行動するが、それを遥かに超える大渋滞に巻き込まれた。17時過ぎに会社から出発、ジャバベカ2で人と会う約束が18時、場所に着いたのが18:30参った。30分ほど打ち合わせて、帰途に着いたのが19時、そして、家に着いたのが、20;30.車の運転が3時間、競り合いの渋滞の中、両足とも吊ってしまって、泊まっている時にはNにして、サイドブレーキを使っていた。止まっている時が多い、暇なので、上手く撮れない事は分かっているが、写真を撮っていた。グラン ズリとジャバベカ入口、広間は目立たないが、夜は目立つ。

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プラスチックにはいろいろな物性がある。物理的、化学的、熱的、薬品的、などなどです。データシート、物性表、プロパティデータなど。これも色々な云い方があるが、各メーカーはネットで公開している。使用箇所の条件によって樹脂を選ぶことになる。その時、価格も考慮材料の一つになる。使う方はそれで選べばいい。

選ばれた、指定された原料で成形しなければならない成形する方はどうでしょうか。成形しやすい原料から、成型が非常に難しい原料まで色々である。一般に押出をしやすい原料は、溶けて出てくる時の溶融粘度が高い事、そして、円錐状に延ばすことができる事、固まる速度は、早くもなく遅くもない事、製品の硬さは金型の抵抗で伸びてしまわない程度がいい、これは、冷却速度と関係がある。指定された原料がそのような原料なら、成形は難しくないが、それらから、離れれば離れるほど難しくなる。その原料でその形状は出来ませんという場合もある。
物性がそれに近い原料でもう少し成形しやすい原料で提案する事もあるし、成形しやすい形状を提案する事もある。

ということで、日本でも、今や押出成型屋はPCカバーの生産で救われている感がある。原料は高いから加工賃のそれなりに取れる。中国や韓国、台湾などでも、当たり前に大量に作られている。インドネシアはこれから、成形しにくい理由は、冷却速度が速い、すぐにコチコチに固まってしまう。だから、面で冷却速度がぴったり同じなら表面に凸凹が波はできないが、微妙に固まる速度や位置が違うので、外観が悪くなるし、厚さも微妙に違うので、光の透過も違う。徐々に固まる樹脂に改良する事はできないのでしょうね、私が、25歳の時、ポリカペンダント用に薄肉小口径チューブを大量に作り始めた。その頃と今でも熱的物性は変わっていない。
http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage007.html
当時、押出用のPCを毎月、4,5トン消化していて、日本ではトップに使用量だったはずだ。その時の、この樹脂関して、色々な、エピソードがある。

PCカバーを作る時に、水槽は必要ない。一番、気を使うことは、いかに徐冷をして、断面全体の固まる速度を同じにするかだ。超徐冷がいい。製品が伸びてしまって引っ張れなくなる直前までの超徐冷です。冷却金型の温度は、120℃くらいだと思う。本当は冷媒をグリセリンやエチレングリコールなどにして、120℃くらいにコントロールできたらいいと思う。また、冷却金型の製品が滑る面は、サンドブラストなどで荒らす事、接触面積を少なくすることです。

タグ:抵抗 徐冷却
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