(^_-)-☆標準的イスラム [インドネシア]

 2006 昼休み前から、カップメンにお湯を注いだ匂いが事務所中に漂う。お腹が空いた何人かは、休み時間を待てずに、食べだすのです。こんなものです。インドネシア人のイスラム教信心程度は、千差万別、多分、ほかのイスラム国と言われている国と比べれば、相当、イスラム国からはひんしゅくを買う風景が多いのではないかと思う。そして、イスラム教徒にも格付けがあるそうで、インドネシアが一番低いランクになっているはずです。

とにかく、ダンドゥウトゥなどという、歌って踊る伝統的芸能?が大持てで、毎日、この種の番組が各テレビ局から流されること自体が、イスラム原理主義者からは許せない堕落とみられているが、そんなことはお構いなし、超ミニのスケスケで、腰をくねらせ踊り歌い、視聴者は一緒になって、踊る。ラマダーンの時には、ちょっと、自粛して、衣装は少しおとなしく、肌の露出を少なくしているが、過激派が自粛を求めるから、仕方なくという感じだ。ラマダーン、レバラン限定スタイルになるだけである。

断食の脱落者については、既にふれたが、年々、断食をしないイスラム教徒が増えている。そして、アルコール類を飲んではいけないことになっていて、本当は普段でも飲んではいけないはずが、ビールが主もだが、普段は普通に飲みたい時の飲んでいて、どこの店でも大量に販売をしている、目に付きやすい棚に置いてある。日本人もお気に入りの味だとか、“ビンタン”である。今やポカリスウェットやヤクルトなどなど、その他の甘いお茶のボトルや缶と同じように国民的飲み物になっている。流石に、ラマダーンでは、アルコール類の陳列棚は縮小され、目立たなくされているが、回転は速いようだ。この時期、日本の歳末セールみたいなものだから、他の食料品や贈答品の売り場面積を広げなければならないので、アルコール類は狭いところに追いやられるという感じで、決して、売れないからとか、売ってはいけないという考えで、狭くしているという分けではない。

また、ガソリンや軽油の買いだめが始まって入る。ムディックの大渋滞に備え、自分自身でポリタンクに移して予備を運ぶため。また、道端のプルタミニ(ペットボトルで販売する、価格は20%以上割高)の連中がストックを増やして、儲けようとする。

断食月と言っても、普段より食料品は大量に消費されるのだから、農作物の価格は、当然上がる。それでも、皆さん、レジで一時間くらい待っても苦にならないようす。カートに山盛り、二万円、三万円の買い物はこの時期、普通のようだ。これだけを見ていれば、インドネシア人も裕福になったと思う。
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“心の宝物”という名前の学習塾。と、園芸品のオープンコーナー。家の近所にある。最近、この種の商売が増えてきた。
 

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