(^_-)-☆簡単らしい [押出成形]

 2572 今、問題になっている製品がある。インドネシアで作る角棒としては、初物である。溶融押出ではむくの角棒はできないので、真ん中に穴を開けた製品を作って提供を始めた。このこと説明できて、穴あき角棒をできるのは私以外にインドネシアにはいない。この会社の人間ももちろんである。難しさを知らない、私が何気なく簡単にやってしまっているので、簡単にできると思っているのは確か。そして、量産が始まり、順調に納品をしていて、来月のPOも入っているし、フォーキャストも入っている。ところが、月曜日に突然、POのキャンセルが入ったという。

ダイレクター、今後、D君とする。D君が私に、つぶやいた。原因は?物性?寸法?外観?と聞いたが、分からないという。メールが入って、なぜか、問い合わせていない。これも変。聞かないの、聞く必要ないの?と言ってやって、初めて、電話をして聞いた。問題が起きたので、一時、中止と言われたらしい。それだけで、納得したの?問題は何なの?どこの責任の問題なの?解決できるの?いつまで待てばいいの?返品などということはないでしょうね?と、私が普通に思うことを聞いた。彼は、全く、何の疑問も持たなかったようで、そんなに言うなら、客先に行って聞いてくると、電話して、アポを取って、火曜日に出かけて行った。私は、先約があって、行かなかった。彼の能力というか、どんなことを聞いてくるのか、対策について、次の行動について、話してくるのか、出来ることを確認したかった。

そして、水曜日、彼から、何の報告もない。私から、聞いてみた。どうだったの?と。こちらの製品の問題ではなく、向こうで溶接がうまくできないので、一時、キャンセルだという。こちらの責任ではないから、待てばいいという。落ち着いたものである。なぜ、溶接がうまくいかないのか、強度のテストはどうしているのか、私なら、疑問だらけだが、D君に疑問が生じる知識はない。
ところが、その夕方、28日に書いた通り、自分の処で作りたいという話と溶接がうまくできないから、こちらの原料に問題があるのではないか、客先から支給されたシートや溶接簿の材質と会わないのではないかと言ってきた。Dでは、話にならないので、私に来てほしいというのだ。

で、行ってきて、その時の約束通り、溶接棒を昨日、作って、明日、届けて、実際の溶接に立ち会うことになっている。この流れにD君は、全く、関心がない。そして、問題が可決し、POが復帰することになれば、D君、やっぱり、簡単なことだと思うだけでしょう。こういう例は、これが、初めてではない、潰れかけたというか、Dがつぶしかけた(本人は自覚していない)取引をいくつか、回復させているが、全く、本人は、つぶしかけたことを知っていないので、回復させたことなど全く、承知してない。

あと20日ほど、この会社の人間だが、その後は、関知しない、どうなることでしょうか、今、二つの新しい製品の話が来ているが、私が関係すると途中までしかできないので、関わらないことにしている。いずれも、インドネシアではまだない製品、D君、今までと同じように、簡単にできると思っている。工場長は自分には金型をどうしたらいいか分からないと言っている。私は知らん顔を決め込む。
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