(^_-)-☆ジハードはハラム [インドネシア]

 中部ジャワ州ソロ(スラカルタ)市クプントンの全福音ベテル教会(GBIS)で二十五日、日曜礼拝を狙い、爆弾を爆発させた自爆テロの犯人はやはり、チレボンの自爆事件のグループの指名手配されていた残党だった。家族が本人であることを確認した。なお、その時、指名手配された四人の行方がまだ分かっていない。
 ハラルとハラムという言葉の意味を知っていますか。以前にも書いていますが、イスラム穏健派はこぞって爆弾テロを始め、暴力はすべてハラムだと宣言している。ジハード(簡単に言えば仕返し)はハラムだと宣言している。
 暗号のような表題ですが、ご存知のように、ハラルはイスラム宗教的にはOKの物、ハラムはNOである。豚肉を食べること、ブタから抽出したエキスなども、とにかく、ブタに関するものは全てNOである。日本のラーメンの汁、全てに、ブタからのエキスが含まれている、だから、本当は日本にいるすべてのイスラムの人にとっては日本の食べ物で食べることができるものは、殆ど無いことになるが、知らぬ間に食べてしまっていることになる。
 豚に関しては、何故NOなのかと聞いても、明快に答える人に会ったことが無い。そして、明らかに豚肉と分かっていて食べてしまっている人は非常に多い。
 
  イスラムのジハードという行為の解釈は、その人の都合が良いようにできる非常に曖昧な事だと思う。モハメッドという将軍が作った宗教ですから、戦っている兵士を鼓舞するために“目には目を刃には刃を”とか“右手に剣左手にコーラン“といったようなスローガンを生み出したのだと思う。勢力を拡大し、領土を拡大するために彼が精神的な裏付けを作ったのです。後発の宗教ですから、他の宗教を信じている人達が住んでいる土地を自分の支配下にするためには必要だったし、その土地を守り、なお拡大するには必要だったのです。大変巧みだったと思う。それが、アラブ諸国に広がった。東へ進み、インドネシアへ到達して、ほとんど未開の土地にイスラム教徒が住みついた。
 それが、いまでも、人に依って、キリスト教会を攻撃したり、焼き打ちにしたり、建設しようとすると、反対運動が暴動になってしまったり、暴力行使の大義名分がジハードになってしまっている。
 だから、大部分の穏健派の人達はジハード自体がハラム(NO)と宣言しているのです。
Kalimunjawadua.JPGBanana.JPG
 椰子の実から若芽が出ている。バナナの種?、これは食料になる。バナナの心臓という。
 
タグ:穏健 豚肉 禁止
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