(^_-)-☆悲しい話 [状況]

 サウジなど中東イスラム諸国では不倫は公開むち打ちの30回の刑などという話はよく聞く。一回のむち打ちで気を失うような痛さのむち打ちだそうだ。肉が飛び散るような刑だという。インドネシアでそんな刑がったら、三分の一位の男どもは罰せられるし、女性でも五分の一くらいはむち打ちにされる。浮気で離婚などはざらである。多分、日本より離婚率は高いのではないでしょうか。離婚手続きの宗教裁判所も大忙しです。このことに関して日本人がからんだ話もよく聞く。裁判が終わるまでだけでなく、裁判で云い渡されたことを実行するまで、インドネシアから出られないような措置をされた日本人も何人か知っています。ということで、インドネシアは日本より、ある意味で、開放的。おぼれないように、日本人は御用心。

インドネシアから出稼ぎに行っていたお手伝いさんが、雇い主を殺したということで、公開斬首刑が施行されて、インドネシアで大問題になったのが、半年ほど前でした。サウジでは問題になっていなかった。
 中東諸国では勿論、雇い主はマレーシアでもお手伝いさん虐待の例は後を絶たない。パスポートを取り上げられ、逃げるに逃げられない状態にしての計画的虐待が多い。耐えきれなくて自殺する人もいるし、雇い主の妻の虐待に耐えかねて、怪我をさせたり、殺したりしてしまう例もある。一時期、マレーシアへのお手伝いさんの派遣を中止したことがある。サウジにも同じ措置をしたことがある。ただ、インドネシアの多くの貧困層は奥さんを出稼ぎに出さなければ、暮して行けない事情もあるので、中止措置は長くできない。

 同じ、イスラム教の信者だからといっても、それは、まったく、安心する材料にはならないのが、宗教より欲望の方が勝つからです。日本人にもひどいのがいる。カラオケで女性に乱暴するのはいるし、雇用を条件に、女性従業員を家に呼び込む奴もいる。現地妻にして、女性の身内やマフィアに脅かされて、無理やり結婚させられ、二重結婚状態になってしまって、それを知った、本社から、人が来て、金で解決したという話も、以前、同僚に在った。かなしい日本人も多い。
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ジャカルタ新聞に紹介されていたのでついでにどうぞ。インドネシアの西の北のはずれです。最果てというより、ここからインドネシアが始まるというゼロポイントなのです。インドネシア人はその領土を指して、「サバンからメラウケまで」と言います。そういう題名の歌が有り、国歌の次くらいの位置にあります。「サバン」はスマトラの北西端にある島・ウェー島の港で、「メラウケ」はインドネシアの最東端・パプア島の南東端にある町です。主な島は、スマトラ、ジャワ、カリマンタン(昔はボルネオと呼ばれていましたし、北西部のマレーシア領は今でもボルネオと呼ばれています)、スラウェシ(昔のセレベス)、パプア(以前はイリアン・ジャヤ、その前は西イリアン、更にその前はオランダ領ニューギニアでした)等です。
欧米人の観光客が多いので、風紀上の問題で、海岸には水着での歩行許可の区域が設定されていて、ここから外は水着で出てはいけないという看板があちこちに在るのが面白い。

 バンダアチェとウェー島 旅行記 http://nanbuindonesia.web.fc2.com/page231.html
ウェー島写真 http://nanbuindonesia.web.fc2.com/page230.html
バンダアチェ写真 http://nanbuindonesia.web.fc2.com/page229.html
  
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