(^_-)-☆下降は続く [思うこと]

 1559 日本の話だが、急激な円安なのだから、輸入品の価格が高騰しているのは当たり前、予想されている範疇なのでしょうね。燃料が高騰すれば、輸入品ばかりでなく、すべての商品価格が上がる。それが、アベノミクスの狙いなのだから、計画通りにインフレに導いているということでしょうね。

円安が進めば、円で作った製品をドルに変えれば安くなる。もし、ドルの価格を値下げしなければ、円での収入が増える。そして、その産業の部品は輸入に頼っていないので、仕入価格はそれほど上昇しない。だから、国内の輸出産業は、喜ぶ。また、そういう産業は、運賃や梱包費が円で上がっても、それを、受けいれないで、現状のまま押しとおしてしまう力を持っている。それどころか、より一層の値下げを要求する。
円安の恩恵を受ける産業は限られている。多くの産業と庶民は恩恵どころか、被害を受けるのです。少なくても、一二年は円安の恩恵は限定的で、もし、景気の何らかの指数が良くなっても、庶民が実感できるのは、その後に徐々にでしかないはずだ。しかし、私は、そうなる前に、輸出産業の円安における恩恵は、薄れてきてしまうだろうし、ミニバブルのような奇妙な株高も息切れをしてしまうはずだ。海外投資家は、そんなに長く買いのままでいるはずがない。
これだけ、日本の産業の空洞化が進んでいて、円安だからといって、空洞化にブレーキが掛かるはずもない。出てゆくものは出てゆくのです。出ていった企業は日本から半製品や部品や原料をドル建てで安く買えるかもしれないが、その国の中で売るならいいが、日本への輸出価格は上がってしまうので、輸出のドル価格を値下げしなければならない。結局、多くの海外進出企業の連結決算は良い方向に向きにくい。

どうです、あちらを立てればこちらが立たず、の状態に陥っていて、何かをして、ちょっと良くなったから、浮かれるというのは、景気回復はムードから始まるという人もいるが、私は、間が抜けた話だと思う。

景気が上昇しないのは円高のせいでもないし、デフレの制でもない。原因は他のことに在ると日本人は悟らなければならない。そして、変は途中回復など狙わないで、落ちるところまで落ちなければ、上昇に向かないことを悟らなければならない。今のままでは、そう遠くない間に、また、日本の景況は下降するはずだ。
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 覚えたばかりの単語ですが、こんなに頻繁に登場していたかと思う。Raziaに関するニュースです。一つは麻薬関係、もう一つは美人にする化粧品や薬?
   

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