(^_-)-☆これも面白い [仕事]

 2316 私がアドバイザーとして勤めている会社は、インドネシア人の経営、その人物は、ある日系の押出成形会社の営業マンだった。その会社の創業からで、15年ほど営業のトップをしていた。本人いわく、経理や製造のトップと給料格差が大きく、それも、開く一方で、大分前から、早く、会社を作って出たいと思っていたという。その会社、営業をして増える仕事はしていなかった。創業時日本から技術、機械を持ち込んで、冷蔵庫のガスケット専門に作っていた。その他の現地でも注文に答える能力がないから、営業と言ったって、冷蔵庫屋相手だけ、それも、トリムなど、エッジカバーのPPやPEの異形品も出来ない。私が、そこに入って、硬質PEのコントロールケーブル用のチューブやキタガワからの引き継ぎなどの仕事を手掛けた。その時も、営業は必要なかった。知識がないので、いると返って邪魔だった。

ところが、このインドネシア人、営業も満足にできない、電話の受け答えも出来ない、生産管理、納期管理、品質管理、の知識も全くなし、オーナー女性(インベスター)への報告、どれ一つ満足にできないことが、昨年中には、分かっていた。それに、最大の欠点は、嘘を平気で付くこと。あるというので、そのデータコピーを求めると、出てこない。無いのです。客先へ納期遅れで、催促があると、在庫があるので直ぐ納品すると返事、実際にはないし、生産計画にも入っていない、原料もない時がある。そして、その後、そこからの電話にはでない。

棚卸(インベントリー)をしていなかったので、先月末、棚卸をするように頼んだ。やり方は分かるかと聞いたら、やったことがあるから分かるという。そして、翌日、済んだかと聞いたら、済んだという。そのデータを見せてと頼んだが、出てこない。先月の売上は、と聞いても出てこない。借入金残高は、と聞いても出てこない。会計報告などは夢のまた夢、会計事務所に頼んだ方がいい、と言ってやっても、自分たちで出来るから必要ないという。技術指導以前の状態だ。オーナーには、気の毒だがどうにもなりそうにない。

面白い会社です。オーナーに報告すると、この現地責任者に直接、問い合わせる。どういう具合に言いくるめるのか、オーナーは本人を責めない。どうも、オーナーもよく分かっていないようだ。ASKAで、日本人の無知には驚かされたが、それと同じで、固定費も出せないし、原価計算も出来ない。相似形である。
ビザ切れの8月まで、3か月、なんとなく、辛抱しよう。ただし、今月末にオーナーが私と話をしたいというので、結論は持ち越しである。
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会社の近く、ゴルフ場の近く、大分出来あがってきたサッカースタディアム。
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LEDチューブランプPCカバーの原料、LGです。
バランスシート キャッシュフロー インカムアウトカム

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