(^_-)-☆季節と宗教と催し [矛盾]

IMG_0038-.JPGIMG_0038.JPG 恐竜のような形をしたスラウェジ島の北部、日本人のダイバーにとってはあこがれのマナドやブナケンはもっと東の端になる。Gorontalo Sulawesi Utaraゴロンタロという町出身のチャイヤチャイヤで突然町の英雄になってしまった警察官のノルマン、二週間ほど、田舎へ帰っていたが、先週末にジャカルタに戻ったらしい。当分、彼の周囲からのゴシップは絶えないでしょう。

イスラムの暦は陰暦(月暦)を使っているので、一年がほぼ355日ですから、全ての行事を太陽暦にはめ込むと、一年に約10日前倒しになる。もともとイスラム教が生まれた土地は赤道の近くだし、砂漠地帯なので、四季や雨季乾季という季節感がない、いつでも同じ気候なので、太陰暦でもまったく違和感がない。生活に季節の要素がまったくない。
ただ、キリスト教が太陽暦を使っていることを知っていて、対抗的に太陰暦を採用したのでしょう。
 赤道から遠ざかる地方にもイスラム宗教が普及してきて、もともと、仏教やヒンドゥー、クリスチャンが使っていた太陽暦にイスラムの行事も書きこむようになったので、10日ずつ移動することになってしまった。

 日本のイスラム聖職者は、ハジの月やその他の行事は太陰暦に当てはめると、一定の季節に回ってくるのではない。と、云っているが、そうではなくて、太陽暦に当てはめなくても、季節は一定にならないのです。地球の動きがあって季節がある、これが先です。そして、人が、季節に合わせて太陽暦を考え出したのです。そして、そのずれを調整するために四年ごとに一日追加し、一年が365.25日ならそれで済みますが、そうではなく、それより若干長いので、1000年毎にその追加の一日をしないのです。季節を調整するためです。たまに、現在は閏秒というのがあるのを知っていますか。
 昔の日本や中国もなぜか太陰暦を使っていました。民の生活感覚や行事、例えば季節から来る田植の日が毎年、ずれてしまっては都合が悪い。そこで、閏年どころか閏月を入れて調製したのです。
 イスラムの断食の時間を日の出から日没にしたのも、イスラム発祥地辺りでは問題がないが、赤道から離れるに従って、どうするの?という疑問が出てくる。そのことについて、もともと、解説がないので、どうしているのでしょうか。
 
 人間の生活ばかりでなく、動物や植物など、生きとし生けるものは季節の動きに連動して営みが行われているので、太陰暦はその営みにはなじまない。残念ながら、地球全体のことの知識が無かったのです。犠牲者をささげることなど神が要求しないで何か食べ物を要求していたら収穫祭が行われていて、それは季節と大いに関係があるから、太陽暦にしたか、太陰暦でも閏月を入れていたかもしれない。犠牲祭などという、季節に関係ないことを欲望したのでいつでも良くなってしまった。
 インドネシアに住んでいれば、一年中同じ花は咲いているし、気温も殆ど変化がないので服装が変わることも無い。田植えもいつという縛りはない、植えたい時に植えればいいのです。最近は異常気象が続いて、乾季雨季の季節感も無くなってきた。果物の旬の時期が多少、季節を感じる程度です。だから、イスラムの行事の日が太陽暦で移動しても、何の違和感もない。疑問に思う必要もない。

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タグ:閏月 月暦 砂漠
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