(^_-)-☆グループ会社 [押出成形]

 御殿場のグループ会社、エクセル東海という会社へ行ってきた。御殿場も久しぶり20年ぶりくらいでしょうか。私が独立したばかりには、私が独立すればいつでも注文を出すよという会社が御殿場にあって、約束通り、私の会社の第一号の客先になっていただいた会社が御殿場でした。一日置きに納品に通ったものです。当時ではまだそんなに使われていなかったスパイラルチューブ(LDPE)でした。なつかしい、37年前から35年前の話です。原料価格が100円弱でチューブを螺旋状に着るだけで、製品にすると500円くらいになった。古き良き時代でした。
 で、目的は、南部グループの押出成形に関して持っている技術を確認するためです。前に書いたが、グループが既に持っている技術を私が披露しても仕方がない。私が持っていて、南部グループが持っていない技術を確認することです。南部グループが持っていて、私が持っていない技術がもし有ったとしても、私はそれを真似しようとは思わないし、参考にしようとも思わない。プライドが許さない。しかし、そういう技術は、今まで見た中では無かったように、この場所にもそれは無かった。
 しかし、私の評価は技術的に大井川工場やテクノセンターよりこの会社の方が上である。
結局、この会社の方がたたき上げの職人が多い、だから、大型のABSの発泡などの仕事から時代に則して、それ以外の樹脂の成形やライン上でプレスやインサートの成形ができるように金型や装置が変遷をしている。結構、歴史のある会社で、その履歴が溶融金型、冷却金型、製品で残されている。それを、見ると、変化は画期的ではないが、それなりに、適した方法に変わって来ている。私は、評価をする。高学歴者、博士より、金型を修正できる人、溶融樹脂を火傷をしてでも、掴んで、引取機に通すことが苦にならない人の方が、この仕事に向いている。そういう人の割合がこの会社の方が確実に多い、というより、本社にはそういう人がほとんどいない。
 この会社の工場を一回りして感じたことは、この工場の方、私がやりたいことを素直に受け入れてくれると思った。テクノセンターにいるより、エクセル東海の方をお手伝いしたいと思った。会社の体質が私の体質に近い。
 一応、グループの総合力を見たので、私がやることは決まった。しかし、条件によっては、それを引っ込めて、時間が流れるのを待つだけになるかおもしれない。これは、私がいる会社の上層部の考え方とそれに伴う環境や雰囲気による。
 IMG_0840.JPGIMG_0837.JPGエクセル東海の宣伝。プロファイルの成形技術は金型の設計、製作ともレベルが高いと評価する。プロモーションが上手ければ、大井川工場より利益を伸ばせるのではないか。

 グループ全体の技術の評価としては、やはり、硬質塩ビ、それに近い成形特性を持った樹脂、例えばABCなどを扱ってきたので、成形特性が違う、あるいは遠い樹脂についての成形方法が間違っている。はっきり、間違っている。
http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage017.html 

それでも、エクセル東海の方が、違いに気が付いていて、なんとか違いを克服しようと模索していることが伺えるが、大井川やテクノはその度合いが小さい。

   
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