(^_-)-☆進出に当たり [勘違い]

 1790 インドネシアのこの頃は、以前ほど多くの契約社員や派遣社員を使うことはできませんが、始める時は、いいのです。従業員から文句の出ない状態で、次第に正社員の比率を増やしていけばいいのです。それは、工場や事務所などの準備ができてからのこと、そうではなくて、進出を決めた会社が、先ず、することは、様々な手続きです。そして、その前にすることは、何でしょうか。
日本人が赴任して来て、その人、一人でやれることはほとんどありません。どなたかの世話にならなければなりません。手続きの代行会社を決めます。この決め方も色々あって、その人が一番安心するのは、日系のその手のエージェントです。手続きの機関や必要書類や期間など設立に必要な事、全てを教えてくれるし、代行してくれるし、案内もしてくれます。それに頼り切ることが一番楽です。お金を払って、ほとんど何もしないで、待っていればいいのですから。慣れた人、例えば、会社の設立を経験したことがある人なら、ローカルの代行会社に依頼することになるでしょう。私の経験では、日系は忙しすぎて、最初だけは日本人が対応するが、後はローカルスタッフに丸投げになります。予想以上に手続きの進行が遅くなるのが普通です。ところが、ローカルのエージェントなら、本当に一生懸命やってくれます。信用されたいからでしょう。そして、その後の定期的な手続き、こちらが忘れていても、フォローも、向こうから催促が有るはずです。人材紹介や住宅の紹介、移動ティケットの手配など、とにかく、インドネシアで何かほしいということが有れば何でもしてくれます。自分ができなければ、仲間を紹介してくれます。それに、日系より遥かに安い。
ということですが、もっと、最初に必要なのは。車と運転手です。そして、総務関係の仕事ができる人です。そして、多分、最初の半年や一年は、これだけの人で行動するでしょう。一番いいのは、総務の人は、日本語ができて(本人が英語でもいいなら英語が話せる人でもいい、その方が見つけやすい)車の運転ができることです。それなら、車だけ借りて、二人で行動すればいい。しかし、それは、仕事の時だけの話なので、一人で行動する時には運転手が必要になる、夜や土日の付き合いには、絶対必要だ。そして運転手を雇えば、総務の人と三人で行動できるし、車を行く行くは二台にすることになる。ドライバーは社員として契約しては、絶対だめです。必ず、車とセットで契約しましょう。気に入らなければ、交換をしましょう。こればかりは、ドライに考えましょう。

運転手という仕事は、本当においしい仕事です。正社員にしてしまった会社は100%後悔します。本当に運転するだけ(形だけの点検と洗うことだけが、運転をしていない時の仕事で、物の30分も掛からない。その他の時には、暇つぶしを、どうしようと、考えているだけです。私から見ると、ほとんど仕事をしない時間が多いのに、給料は貰っている。その上、美味しいのは残業手当です。これまた、送った先で只待っていれば、残業代がどんどん加算される。最低給料で雇っても、手取りはその数倍になる可能性もある。残業代が二倍、三倍、四倍になるからだ。派遣運転手にすれば、その不合理は相当減らすことができる。そして、勤続年数や評価について考える必要がない。このことは、残業がどうのこうのというより以上に重要なことです。正社員として運転手を雇ってしまった会社が一番、困らされるのはこのことです。自己都合で止めてゆくことはほとんどあり得ない。せっかく掴んだ美味しい仕事だからです。
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当たり前だが、東海岸のサンライズ、この時だけ、ちょこっと、太陽が現れた。
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帰りの道で、トラックが横寝していた。よくある光景です。インドネシアの道の路肩は、有料道路もそうだが、なだらかにではなく、車輪がかなりの段差から落ちるように作られている。


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