生みの親 [仕事]

IMG_25761.JPGIMG_25751.JPG ENGNEEARING PLASTIC(エンプラ)を高機能樹脂と訳していますが、これに対し汎用樹脂というのがあります。PVC(塩化ビニール)、PE(ポリエチレン)PP(ポリプロピレン)などがそれです。エンプラより10年ほど前に使われだして、水用のパイプや台所用品などが一般の人たちに使われるようになりました。1950年ころにバケツや茶碗や洗濯たらいなどが登場し始めました。現在でもこれらの樹脂の使用量が圧倒的に多い。
 
 私が、40年以上泳いできた世界は、汎用樹脂では熱に耐えられないとか、摩耗してすぐ使えなくなってしまうとか、直射日光に長時間耐えられないとか、静電気が濃く安いので火花が出やすいとか、その他の理由でも、汎用樹脂は使えないというという場合に使える特殊な樹脂の成型をします。

 その中でも、射出成型で作る製品は多くの会社で成形機を買ってくればできますが、押出成形をできる会社は日本でも数社しかありません。そのうち、なんでも、断らないで作るという会社は私が作った太田化工しかありません。ですから、勿論、インドネシアに限らず、東南アジアで、何でも引き受けることができるという人は私しかいません。実際に、私に相談されて、品質的にも価格的にもできませんと断ったことは、25歳の結婚したころから、どこにいても、ありません。
 K工業のエンプラのナイロン6を原料とする、エッジング、グロメット
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0201.html
を26歳のときに私が日本ではじめて作りました。真似をする会社はありますが、未だに、私が作った方法以外で、品質を超えて作っている会社はありません。K工業の発展の基礎になった商品で、未だにコンスタントに売れている商品です。K工業の殆どの社員はそんなことは知りませんし、私のことも知りません。K工業のインドネシア工場ではパワハラにあって、すごすごと逃げ出したのです。
 でも、インドネシアで多くの方に期待されていることが分かります。技術を持っていて、人にやさしいということは、どこにいても、必要とされます。死ぬまで必要とされるでしょう。インドネシアでなくても、ベトナムでもインドでもバングラディッシュでも、多分その期似れば中近東でも、東欧、アフリカの国でもどこでも必要とされるでしょう。
http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/
PT.NANBU PLASTICS INDONESIAの開店案内はこちらから。MM2100内の場所の地図を加えました。
 写真は、其の売れない会社と、売れて間もなく看板を変える会社です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0