(^_-)-☆大変な社長さんが [勘違い]

 多くの部門があるのでそれぞれの専門家らしき大勢の日本人が駐在し、大勢の日本人が次つぎと応援?と言って出張で来る。来客も大変多い。その地位、仕事の内容、目的は多岐にわたる。順調とは言えないが、紆余曲折あって、現在に至っている。リッポチカランのヒュンダイ工業団地に二年前に進出した、プレスを主体にある程度のアセンブリや塗装などもする。その会社の社長さん、大変だと思う。本社のワンマン社長から、応援を頼まれたが、この会社を訪問した時に、現地採用に日本人スタッフの質の低さき、社長さん、こんなスタッフを日本の社長から押し付けれ、こりゃ大変だ、と思いつつ、手伝いを断ったが、社長さんとは、リッピチカランでよく食事をご一緒する機会がある。
 突然の状況変化もある。例えば、新たに進出してくるかなり大規模な会社がある。某プリンター屋さんのサプライヤーとして、である。日本の会社同士の打合せで、保税会社(EPTE)にする部門とそうでない部門(NONEPTE)を作り、この会社からの部品はEPTE部門で購入する。という決定が有った。その指図のもとに、現地工場も両システムに分けた。それも、申請して一年半かかってやっと、エプテ、ノンエプテ部門の操業開始許可が下りた。そして、打ち通りにEPTE工場に二億円という製造設備の設置を始めた。ところが、どうでしょう。その客先に考えが変わってしまった。というのも、その製品、インドネシアのノンエプテの会社に売るのですから、エプテではそれが出来ない。だから、エプテではない工場(ノンエプテ)の部門に納入してもらうと、日本での決定を覆した。現地工場としては覆すのは当然である。
 原因は、両方の日本の会社がエプテのシステムの内容を知らないので、知らない同士が、無税で装置を購入し、製品を売ることが出来るといううま味だけにとらわれて、条件について、全く、調べようとしなかったのです。ちょっとだけ、どちらかの、誰かが、現地のエプテの会社の人か、進出した工業団地の日本人職員に聞けばよかったのに、思い込みだけで何もしないまま、喜んで決定してしまった。その、決定会議か打合せか知らないが、事情を知らない人だけでシャンシャンとやったのでしょう。その場を想像すると、・・・です。感想を書けない。
 現地へ進出して初めて、客先は、これはまずいと知った。その会社の現地も客先の売り先がノンエプテなのにエプテ部門で組み立てをするのは変だと感づいていた。しかし、いまさら、決定は覆さないだろうと考え、現地同士の確認をしないまま、本社の指示通りにエプテ工場に、そのために大型クレーンや給水排水機構や機械装置の電気やエアーの工事もし、無税で機械を輸入し、設置をし始めた。装置の50%以上が入って、日本で作った金型も無税で入れてトライも始まった。来年初め初納入が始まるというスケジュールに依って、順調に推移していた。
 ところが、突然、ノンエプテの工場で生産をしなければならない羽目になってしまった。
社長さん、全く知らない場所で、決定が有って、その通りに担当者が進めていたのに、装置の移動先の環境を整えるためにノンエプテ工場のレイアウトの変更と新たな工事が加わって、何千万円の臨時支出をしなければならなくなったうえに、機械や金型の移動の手続きをベアチュカイとしなければならなくなった。どちらの期間もはっきり客先に云えないでいる。準備がいつ終わって、試作の始まりがいつになるという話が出来ない状態になっている。
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西海岸の北半分、日曜日と月曜日の朝8時ごろ


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