(^_-)-☆初体験の連続  [体験]

 1248 ジャヤプラ、スンタニもそうだったが、第一印象はタクシーの料金が高い。空港から街までの料金は,今の円高でも800円くらいする。たったの5Km弱である。10分も乗らない。その他の物価全部が高い、ジャカルタやバリの観光地より高いかもしれない。土産物のTシャツは500円以上だ。パンガンダランなら150円くらいなのに。レストランの価格も高い、高い値段のタクシー運転手と一緒に食事をすれば、三千円くらいにはすぐになってしまう。だから、私は、カップ麺を主食にしていた。一人でよかったと思う。
 トラディッショナル ビレッジを訪ねてみた。Gatsiという部落でムラウケの中にある。行きたいから、手段をコーディネートしてほしいと、ホテルのレセプショニストに頼んだら、行く車のことだけでなく、その部落で、あなたのために民族衣装を着てダンスを模様しますから、そのショーを見せることができるのは、夕方の6時ころになります、と、案内があった。費用はと聞いたら、5ジュタ(約4万円)だという。私一人のためかと聞いたら、そうだという。観光客の団体さんに見せるのではないのかと聞いたら、団体さんは来ない、あなた一人のためだという。丁重にお断りをした。夕方でなくて、昼間、その部落を訪問して、どんな様子か見るだけでいいから、車の手配をしてくれるだけでいいと、改めて、頼んだ。
 どうも、そういう見世物のための準備をする担当者がその部落にいるらしい。部落に人々の収入源としては大きいらしい。バリにケチャやバロンのように毎晩、その地方の集会所みたいなところでショーを催して、観光客が訪れるという場所は無いようだ。それほど、観光客が来る場所ではないから、それも、当然だ。
 昼間、その戦闘ダンスをやるといところを、通ってもらったら、役場の前だった。役場の人達が、イリアン独特の戦闘衣装(裸に腰みの)をまとってダンスをするのだそうだ。そんなのは、見たくもないと思った。
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 海岸近くのヴィレッジが多く、メラウケの郊外でもある。マリンズ(Marinds)という種族のところへ行ったが、背が高い、体が大きい、干してある服が超LLである。運転手がここの部落の人で、最後に彼の家の前を通ったので、家族に挨拶したいと頼んで、訪問し、一緒に写真に収まった。一族の一部だそうだが、彼の家族はどうなっているのかは訊かなかった。みんな明るい。そこら辺りで遊んでいた皆が集まってきてしまった。
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 海岸の遠浅は想像を超える。沖を見てもどこまでも干潟になっていて、海はどこまで引いてしまっているのだろう。メラウケ側の深さも3m位浅くなっていた。昨日、船の持ち主が、海へ出ることができないと言ったわけが分かった。これでは河口から舟が海へ出られないわけだと、納得した。出たとしても、帰ってこられなくなるのだそうだ。
 この向こうはオーストラリアだと、地元に人が強調していた。見えるのかと聞いたら、見たことは無いと言っていた。
 パプアの人達の体形、顔、髪の毛の状態などなど、各地で違うそうだ、ジャヤプラかワメナかメラウケの人の見分けがつくそうだ。メラウケの中でも、何族というのがあって、それも、わかるそうだ。私には皆さん同じに見える。
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サンセットを港で見ようと思って行ったら、カメラを持っているのを見て、写真はだめだから、ここからは入れないと、ゲートの前で止められてしまった。昨日何も言われなかったのに。そこで、別の場所から川に面した所へ出たが、時遅し、太陽は沈んで仕舞っていた。

先ほど、マリンズの部落へ行ったときに、オランダ人が多分、案内人だと思うが、二人のパプア人と一緒にそこの人をモデルにして写真を撮っていた。私が、その連中に30mくらい離れた所から、カメラを向けたら、そのうちの一人が、駄目だと言いながら、私のところへ来て、今撮影した写真を消せと言ってきた。まだ撮っていないと言ったら、チェックさせろという。仕方がないから、モニターを見せた。納得したが、彼は、オランダ人は許可をとっているからいいが、許可をとっていないものは撮影禁止だという。どこからどこまでだめなのか、何M離れていればいいのか、聞いてみようかと思ったが、やめた。その部落でも、彼らがいない場所では、皆さん、大歓迎で、写真を撮ってほしいと集まってくるので、自由に撮影できるのに、変だ。
 もう一つ確実なことは、パプア人の伝統的部落へ近づくには、案内人がパプア人に限ることです。パプア以外から移住してきた人種では、ちょっと、近づきにくいという印象だった。

 パサールでピナンに挑戦してみた。そこの人と運転手が二人して食べ方を指導してくれた。ピナンの実を出して。かじって口に入れる。そのあと、石灰の粉を何とかいう長細い植物の先に付けて口に入れ、一緒に噛み砕く、段々、赤くなってくる。という、しかし、私は、ピナンの実をかじったところまでで、その先には進まなかった。というのは、渋い、渋柿より渋い、舌先がしびれ出した。もう、そこで、吐き出してしまった。しばらく、渋さとしびれが残った。買ったピナンは運転手に渡した。インドネシア語で渋いという言葉が見つからない。彼らはパヒッド(Pahid)と言っているが、“苦い”、ではない。
   

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