孤独な仕事 [インドネシア]

IMG_3415.JPGIMG_3413.JPG 昨日は徹夜でした。なんとか、望み通りの製品を作ろうと思い、色々やってみましたが、結局、満足する製品はできなかった。しかし、ヒントは数々見つかったので、目塗りにつく前に、修正をし、起きて、会社に14;00頃、入ったときには再トライがインドネシア人の手によってなされていた。修正した方向は間違いではなかった、ただし、まだ問題があって、今夜もまた、現在、トライが行われている。バキュームは良く効くようになったので、厚くしなくても、形はできる。

 こんな話をかいても、分かる人は一人もいないと思う。昨日も、カワンラマというインドネシアでは工具類をはじめ、各種工事道具、工事の安全に関するものを扱っている大手も、チェーン店です。そこの日本人が売り込みに来た。インドネシアの会社はちょっと規模が大きくなると、日系企業に売り込むために日本人の営業マンを雇う。インドネシアに長期で済む人を現地採用するのが普通です。それはそれとして。
 その人が、押出成形ってなんですか。と質問してくれた。その他にも、大勢の方々から、押出?という顔をされる。知らないのが当り前です。

 同じ会社の中で、技術的な知識を持たない事務的な仕事をするし人、技術でも押出以外の人は全く知りません。違いを知りません。ですから、それぞれが持っているシステムをおしつけようとする、拒否をすると、何故だ、と言われる。説明しても理解してもらえない。

 22才 就職して直ぐ、上司から、なぜできないんだ、こんなものが?と、言われたことがある。その人が自分でやって、出来るかというと、出来ない人です。形は単なるコノ字型の単純なものでしたが、日本では、どこも、だれも、成功していない、というより、手がけていない樹脂で形状の製品でした。それを、こんなもの、と言われるのです。その人からの評価は最悪になるのです。

 私にとって、相談する人や参考になる書物には、この仕事を始めて以来、一度もありません。孤独な仕事です。

 よる10時ごろの工場と、我が家で収穫したゴレン用のバナナ、皆さんに分けてあげた。

 

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