(^_-)-☆しばしのお騒がせ [情報]

IMG_8918-.JPGIMG_8918.JPG今、インドネシアでサカザキ、サカザキとニュースで盛んにでてくる。全く知らなかった。バクテリア サカザキと言っているように聞こえる。有名なタレントがインタビューを受けて、生まれたばかりの赤ん坊の事を心配して話している。国会では、女性の健康省の大臣が、色々言っている。サカザキ、サカザキいったいなんでしょうか。ネットで検索した。
 なるほど、自分が発見したバクテリアでも、自分の名前は付けたくないと思うのは当り前でしょう。Enterobacter sakazakiiエントロバクターサカザキという細菌だとか。どうして坂崎利一博士の功績に敬意を表して付けたのでしょうか。どこへ名前を届けて、どういう審査で、名前が受理されて、世界に公表されるのでしょうか。命名の理由も申請書には書くと思うですが、命名が自分の名前なら異論は無いでしょうが、他人の名前を使って付けるなら、審査する側は、使われた本人の了解や承認を受けているのかどうか確認すると思う。坂崎博士は、OKしたのでしょうか。私なら、いくら、功績を讃えてなどと言われても、OKしません。
 ところで、インドネシアの粉ミルクから、次々とこの菌が検出されているらしい。どこで入ったのか、インドネシアなら、どこでも入るような気がする。もし、粉ミルクに入っていなくても、他の場所にうじゃうじゃいる菌だから、用心しても仕方がないと思う。1数年前ほど、日本でO-157に関係して大騒ぎの時期があった。その時、静岡県の保健所のトップの人が私に言ったことは、「インドネシアで仕事ですか、いいですね、私も行きたいですよ、インドネシアは大腸菌の宝庫ですから、色々な菌について研究できて、運が良ければ、新種を発見できるかもしれない。研究場所としてはうってつけですよ」でした。記憶に残っている。
 その通りだと思う。いま、サカザキ、サカザキと言っているが聞き始めて約一週間過ぎた、もう一週間後には、話題にならなくなるでしょう。サカザキ菌が無くなったというわけではない。もともと、何年も前からあって、騒がれていなかったのに、話をマスコミが取り上げただけである。だから、マスコミが騒がなくなれば、元に戻るだけです。また、何年後かに騒ぎにするでしょう。

 鳥インフルエンザが典型的な例で、今は全く、話題にならない。だからと言ってなくなったのではない。コンスタントに死者数は増えているし、国が作った汚染地域地図はインドネシア全土が汚染で真っ赤になっている。焼却というニュースも無くなった。多分、一般的に食べられているのだと思う。鳥肉も卵も焼いたり煮たりすれば細菌は死ぬから大丈夫と思っているのではない。鳥フルについて知らない人の方が圧倒的に多いから、問題にしないのです。

 それにしても、坂崎博士が細菌をばら撒いているような命名は変だと思う。同情をする。日本人が犯人のような気がして、私としても、聞いて、面白くない。

 インドネシアの秋です。というのは冗談です。木が枯れるのではなく、葉が枯れて落ちるのです。
   
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