(^_-)-☆あの手この手 [インドネシア]

1239 ガスタブンといって青の12Kgボンベと黄緑の3kgボンベがある。三年ぐらい前までは3kgボンベは無かったが、灯油の減産により、豊富な天然ガスを使った小さなボンベに、ほぼ。強制的に切り替えた。インドネシアは、各家庭で使うとともに、多くは道端の夕方だけのテントレストラン(ワルン)やカキリマ(移動式手押し屋台)で使われる。明りと料理用に欠かせない。以前の灯油より、効率的で使いやすいので、大変好評だ。完全に灯油ランプは消えた。灯油コンロも消えた。
 そして、今、その3kgボンベ用のガスの供給が間に合わなくなった。各販売店には,空のボンベが山積みにされて、その上に、段ボールに”ハビスガス“とマジックで書いてある。皆さんどうしているのでしょうか。
 私は12kgボンベを使っている。3Kgボンベが売られ始めてもそのままで、交換はしていない。鉄の容器は30万Rpだったが、次に空になったボンベと中身が詰まったボンベを交換する時には3万Rpです。3kgボンベの5倍は入っている。3kgボンベは1万3千Rpだから、中身としてはかなり割安である。
 そこで、誰も考えること。青い大きなボンベから黄緑の小さなボンベにガスを移して売ることです。ガソリンやジーゼルを車のタンクから2ボトルに移して、家の前で4500Rpのものを6000~10000Rpで売ることと同じことです。
 どういう方法なのは、ガソリンを移すより難しいと思うが、テレビで顔を隠した人間が実際にやって見せていた。それを、2万Rp以上で売るのです。ぼろ儲けですね。
 ぼろ儲けと言えば、例の水、アクアやアデスも同じことです。15L(ガロンボトルという)私は、家庭用に、1万2千Rpで買っている。標準的なサイズ600mlボトルはスーパーで平均2~3千Rpで売っている。ボトルが使い捨てでその分割高になっているのです。25倍だから、移しかえれば480Rpである。そういう、知恵が働く、業者は、ラベルやボトルのキャップやシールなどを作ることは簡単なこと、本物より本物に見えるようにして、本物と混ぜて、販売店に安く卸す。

  同じようなことは、プラスチックのボトルを詰め替えるだけでなく、ガラス瓶の化粧品など各種クリームでも得体に知れないそれらしい、ねとねとした粘度のそっくりな液体を入れて売っているし、製法の紹介もしている。被害に会った女性の症状も紹介されている。

 プラスチックの製品が、日系企業が買う原料のKg単価とローカル企業の製品のKg単価が同じ、ということは珍しいことではない。 何かしているからでしょうね。 
 
 誰もが思いつくことだが、それを実行する行動力というか、知恵の働かせ具合というか、完全に犯罪ですが、見過ごされているというか、アンダーテーブルを受け取って、見逃しているというか。自分たちの金もうけのためのささやかな努力というか、実に、インドネシアだなと思う。真剣なイスラム信者なら、こういうことは、許してはいけないと思うが、どうなのでしょうか。レディ ガガをやり玉に挙げる前に、撲滅しなければならないことが山ほどあって、これは、そのたった一つにすぎない。
IMG_1358[.JPGIMG_1358.JPGパンガンダランのチャガールアラムを小舟で回ると、こんな風景を見ることができるとともに、大揺れに揺れます。途中で出発した海岸へ引き返したいと言う人もいます。
  

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