(^_-)-☆机の下 [習慣]

 1495 アンダーテーブルです。袖の下です。コルプシというのは贈収賄のことです。インドネシアでは、当たり前の世界です。日本人がインドネシアで仕事をするためにインドネシアへ滞在すれが、早かれ遅かれ、何らかのアンダーテーブルを払うことになります。個人でも会社でも、これなしに、何も進まなくなる可能性があるし、これが、あるために、素早く、ことが運ぶ場合もあります。かたくなに、正道を主張していても、前には一向に進まないことに気がつくでしょう。そして、コルプシと巧みに付き合うのが賢い方法と気が付くでしょう。出国入国の時だけでも、ほとんどの人は、領収書をもらえない何らかのお金を払った経験があるはずです。
OVJ(Opera Van Jawa)という人気番組がある。この番組の中でも、自分のやっていることに眼をつぶってもらおうと、ほかの出演者に、お札を渡すふりをする場面が、頻繁にある。観客は大受けをする。
ポリスもカスタムもイミグレもタックスオフィスもうまく付き合わなければならない。

ところで、ユドヨノ大統領の民主党の幹部がKPKの取り調べを受けている。今注目されている、スポーツ関係施設に、からんでの話です。アナス党首も関与していたと騒がれている。金額が1ミリヤール(約一千万円)に達していないので、それ以上の金額のコルプシを摘発する専念しなければならないはずのKPKの職務に馴染まないと、妙な主張をしている同じ党の別の幹部がいる。そういう問題ではないでしょ。大統領の民主党は、二男で国会議員をしていたイバス氏が、出席の指紋を登録したが実際には席にいなかったという、ごまかし行動を指摘されて、大統領家族会議の結論で国会議員を辞職した。党幹事長に専念するという。こんなこともあって、民主党の支持率は10%にも達していない状態になってしまっている。日本の政治も混迷が続いているが、インドネシアも似たり寄ったりで、民主主義というものは政治が混迷することを前提としなければ、成り立たない制度でしょうね。難しそう。足の引っ張り合いと、幼稚な失敗の揚げ足取りと汚職にまみれる世界なのでしょうね。

もっとも、経緯は知らないが、労働組合との争議で裁判沙汰になり、裁判官に、自分の有利になるように計らってもらうためでしょうか、贈賄をしたということで逮捕された日本人社長もいた。金額やどういう判決になったのは知らない。多くの日本人の離婚裁判で裁判官に支払うのは当たり前だという話も聞いている。事実、収監されて、裁判が終わるまで、国外出国禁止措置を取られた社長さんは、いくら払ったよと、本人から聞いたことがある。どうなっているのでしょうか、件の社長さん、運が悪かったとしか言いようがない。
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 一年以上前にこの状態までになっていたガソリンスタンドの建設、止まったきりである。どういうつもりで作り始めたのでしょうか、何故、ストップして放置してあるのでしょうか、国営企業の典型です。
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 ブカシバラッのインターを出た突き当りにあるメガブカシのショッピングモールです。ジャイアントが入っている。一か月ほど前の洪水、浸水で営業ができなくなっていたが、全部ではないが、ぼちぼち、営業が始まっている。気の毒だが、インドネシアの至る所で同じような状態になっている。
 

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