(^_-)-☆難しい分け [押出成形]

 1548 原料を手配するのが、今さらながら、難しい。汎用樹脂ではない上に、その中でも特殊配合をしたもの、それと、押出用高粘度樹脂の手配を海外から調達でしなければならない。まず、第一の問題は、見積もりを取るところから始まる。私が扱おうとしている原料はインドネシア国産ではないものばかり、主に日本からだが、日本のメーカーが進出しているシンガポールやタイから輸入する場合もある。汎用樹脂ならワンコンテナが最低扱い量という制限がある場合があるが、特殊樹脂についてはそういう制約はない代わりに、価格が扱い量によって大きく変わるので、まず、何キロを手配する場合と言わなければならない。   

どういう客先に向けるのか、の質問が必ずある。それにこたえなければならない、特殊なグレードなので、今まで買っている押出成型会社の客先とダブってしまっていてはまずいからである。特殊なだけに、その原料を使う業界や製品を必要とする会社が限られているからです。海外の会社でも、今まで、その原料を使った押出製品を日本から輸入しているのですから、輸出元の押出成形会社は、どこ向けで、何用、という話はしてあるはずです。だから、正直に言っていいかどうか迷う。

見積もりを頼む商社の担当者は、私が頼む樹脂について、聞いたことがあるくらいの知識しか持っていない。だから、メーカーはどこでもいいから、何という樹脂の押出に適した樹脂を捜して、見積もりを取ってください。というような、頼み方をしたら、いつまでたっても、返事は戻ってこない。担当者は、分からない、知らないから、メーカーとグレード名、品番を指定してほしいとは言いにくいらしい、多分、何とか、調べてくれているのだと思うが、黙っていれば、永遠に放っておかれる可能性がある。

例えば、PBTの押出し用、と頼んだだけでは、PBT?押出し用?となってしまう。テフロン何という話になったら、完全に、どうにもならなくなるので、分かってもわからなくても、このグレードと指定するしかない。担当者は、メーカーに何か質問されても、なにも答えられないので、ただ、その樹脂を見積もってくれと、頼むしかない。

見積もりに、納期を書かなければならない、一回目の試作や量産に当たって、原料の入手期間が、船なら45日、エアーでも手続きを含めて10日掛かるので、それを書くまた、量産に当たっては、まさか、毎月、注文をもらってから輸入するわけにはいかないから、最低三カ月の注文フーキャストをもらって、ある程度の保証を受けておかなければならない。
 そして最後に、どの樹脂の価格も高い、キロ何千円するものもざら、これは、製品の注文を出す方の話だが、試作だけで、ただ、やってもらっただけという話では、どうにもならないので、注文書という形を最初から取ってもらわなければ、引き受けられない。原料をある程度の量、輸入したはいいが、その製品はいらないと言われては、他の客先に使いようもないまま、高額の在庫で残ってしまうからだ。
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 定食4万Rpで、昼時だけ、テスト販売としてセービスをする“にじ”という日本食レスタラン、てんぷら定食と二階の一番奥のVIPルーム、リッポチカランのシンガラジャ通りのヲーターブームから入ると一番向こうの左端、ローソンに接している。
  

タグ:少量 高価 特殊
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