(^_-)-☆孫会社 [押出成形]

 2755 もう一週間を切った。静岡インター近くの孫会社へ行ってきた。開業三年目を迎えている。私の子供の歳だ。そして、彼の父親は、私と同じ年、脳梗塞で倒れ、今は命に別状はないし、見かけは普通に戻っているが、歩行は困難らしいし、言葉も不自由らしい。らしいというのは、そのお父さん、会社で仕事をしている。スパイラルチューブの生産ラインの最後の処、スパイラルカッターからスパイラルチューブが垂れて落ちてくるところに座り込んで、箱の中にとぐろ巻状態にしている。私が現場を見に行った時にやっていて、一時間ほど、医務所内で話したのち、買えりがけに挨拶をしたが、その姿勢は全く最初と変わっていないし、あいさつした時、私に方を見てくれるが、言葉は発してもらえなかった。
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装置の一部は、私がインドネシアで作ってやって、日本に輸出したものを使っている。現在は二ラインになっている。開発新製品をいくつか作って、県だか市から、開発費の援助を受けているらしい、公共の工業試験所や技術研究所から仕事の紹介もあるらしい。良くやっていると思う。沼津の子会社が経営を止めたいと言っている状態で、新製品などと言った状態ではないし、太田化工自体も、新アイディアを自ら製品化しようという意欲はないようななおで、今のところ、この会社が、有望だと思っている。だから、私からのアドバイスにも力が入る。

PMMA(アクリル)の柔らかい樹脂、これについては、明らかに私は浦島太郎状態だったようだ。今日、その試作品を見せられながら、軟質アクリルのプロファイルの製造方法に着いて聞かれた。聞かれても、全く、その樹脂の存在を知らなかったのだから、先ず、データーシートを見せてもらった。そして、分かったことは、軟質PVCと似ていると分かった。製造が簡単だよ、価格は、1Kg、500円以上するという。高い!! 硬度が近い軟質塩ビで先ず。トライをしなさい。簡単だと分かる。サイジングはいらない、引き落としはほとんどないメルティングダイから出てくる樹脂そのものの形状でできるから、寸法のバランスが悪ければ、メルチングダイを修正するしかない、と、教えてやった。彼は、ソフトPVCを今まで扱ったことがない、太田化工でも軟質塩ビは扱っていないし、私自身が、塩ビ全般についての仕事は断っていたからだ。誰でもできる簡単の仕事は価格競争だけの話なので、今でも、その考えは変わっていない。頼まれて、インドネシアで何点かやっているが、価格の競争に参加するつもりはない。

ということで、その他にも、押出成形に関して、日本にもいろいろな新しい仕事はあるようだ。日本帰ってきてしまっても、私がやってやらなければならないという仕事はあると思った。ここでも、太田さん、いつまでインドネシアにいるの?と、言われた。
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丸子のメインストリート。KOBANがる。スーパーがある。銀行もバスターミナルもある。
 

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