(^_-)-☆噂では [災害]

 1461 日系企業、アメリカ企業の大企業がインドネシアから撤退して、他へ生産拠点を移すという動きがある。いずれも一万人以上の製造人員を要している。四千人は近日中に削減するらしい。勿論、突然ではないが、何年間かけて徐々に進める。そのプロローブが始まっているという噂がある。そりゃそうでしょう、そういう会社が出ることを、日系企業を始め外国系企業は、望んでいる。そうでなければ、最低賃金の上昇や労働条件の優遇条件の要求に歯止めが掛からないと思っているからだ。何十%の賃金上昇では、企業体力で限界に達している会社も多いからだ。だから、撤退した会社の関連会社も巻き込まれて、大変なことになるのだが、関連していない会社にとっては、そういう噂が出ることは、大歓迎でしょう。あくまでも、噂ですから、私が関知するものではありません。

 昨年のバイクの販売台数は700万台プラスでした。一昨年比では10%ほど減少している。頭金の%を3倍にすることを義務付けられたからでした。メーカーによってばらつきはあるが、昨年の後半はその影響をもろに受けて、急遽、生産調整に追い込まれた。下請け企業では、在庫調整のために生産を一時ストップした会社もあったようだ。契約社員を契約延長や新規採用をしないで、人員を減らした。今年からそれがかなり制約されるので、メーカーにしても下請けにしても、ミニマムの人数にして、販売台数が上向きになっても生産台数を増やすことはしないで、従業員数の減らしたままにするでしょう。いけいけ増産をする環境は無くなった。
 今年の販売台数は昨年並みに戻ることはないでしょう。昨年後半の生産ベースで一年通せば、さらに10%少なくなって、670万台付近になるでしょう。
 下請け企業は新工場に増設を急いでいたが、昨年末から、急ブレーキをかけている。現状設備で問題ないことがはっきりしたからである。カラワン、チカンペック、スルヤチプタ方面の工業団地のことです。他の業種では相変わらず進出ラッシュらしきものが収まっていないが、労働条件や人材不足での賃金高騰など、進出企業にとって、こんなはずではなかった思うことが続出するでしょう。気の毒に思うが、日本に仕事が無いのだから、その流れは止まらないでしょう、地獄とは言わないが、進むも困難、留まるも困難、これが、日系企業の大部分の切実な姿です。
 結論は今頃出てきても、なにも良いことはないよ、です。
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 こんなにガラガラな道はいつどこのこと?原因は?これだけ空いているのは、何か良からぬ理由があると思うのは当然だ、というくらい、珍しいことである。
1998年大暴動の年、11月、ジャカルタ北端のメガモール プルウィットでボーリングをしている最中、ふと気がつくと、今まで、賑やかだったのが、次第次第に人がいなくなり、カウンターの係員までいなくなってしまった。これは変だと思った時、落ち口のシャッターがガラガラと下ろされ、セキュリティが走ってきて、向こうの非常階段から外へ逃げろと叫んでいる。何があったのか、分からなかったが、ボーリングの靴のまま四回の外の非常階段を使って避難した。周りの人に聞いたら、モールの反対側で投石が始まったという。向こう側だから何も見えない。30分ほどして、収まったという。駐車場へそのまま行ったら、私の車一台だけ、ぽつんと駐車していた。他の車はすべて逃げて仕舞っていたのです。ボーリングに夢中になっていた私たちだけが、何も知らずに呑気だったのでした。無事だった車で駐車料金も払わず外に出て、ジャカルタ中央に向かって帰る途中、前方二か所から黒煙が上がっている。しばらくそちらへ向かっていたら、交通が遮断されていた。何事かと、その辺りにいた人に聞いたら、キリスト教会が襲撃されているから、この先へは行かないほうがいいという。Uターンし、高速に乗ってタンジュンプリオク経由でチカランへもどった。そういうことがあったので、妙に閑散となると、何か、あったのかなと思う。
   

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